カップ麺修行の日々でした。しくしく(24日)
ラリー終わったらみんなでトリアーの美しい街に繰り出し、テラスでツベたいヴァイツェンなどグビグビ飲みつつ美味しいソーセージでも喰おう!と 宣言していた。なんせ今回サービスに食べ物が全く無く(大きなモーターホームも食べ物は積んでなかった。しくしく)、みんな10年分くらいカップ麺ばかり食べていたからだ。貧乏チームで申し訳ない!
しかぁし! 繰り出そうとした途端、大雨! ラリー中じゃなくてよかったですけど。それじゃ、てんで明るいウチからホテルで飲むことにした次第。 今回、ミライのチーフエンジニアである田中さんが突如ラリー会場においでになり(ドイツトヨタで行われるミライのイベントに出るとのこと)、3日間SSを見て頂きました。
熱血漢で知られる田中さんだけあり、連日朝から晩まで普通のラリーファンと同じくクルマでラリーを追い掛けたというのだから素晴らしい! 最終日などミライにスタートが6時31分だと解ったら(日の出は6時32分)、真っ暗なウチにホテルを出て見に行ったというから感服します。おそらくトヨタの中じゃモリゾウさんの次にラリーを理解してると思います。
気難しい喜多見さんも(タラタラやってる人を見ると怒る)すっかり田中さんの人格にハマり、素晴らしく楽しい反省会になりました。また、ミライを購入したベストカーとカートップも取材に来てくれ、カップ麺三昧の三日間を過ごして頂く。せめて美味しいパンとソーセージくらい準備出来れば、と 無念。ラリーは楽しく美味しくやらなくちゃ面白くないですから。
凄く嬉しかったのは、日を追う毎にラリー関係者の目が温かくなっていったこと。そらそうだ。世界初の技術だからして、誰だってトヨタの技術者をたくさん揃え、データ取りなんかしてると思ったに違いない。なのに私ら、スペアパーツ一つも無し! データを取るようなこともしておらず。やがて 「あいつら只のラリー好きらしい」となる。
以前も書いた通りラリーは文化。お金のチカラを振りまわし、高飛車にラリーやってれば嫌われる。されど私ら正真正銘ビンボーなチャレンジャーだと理解していただけた。オフィシャルを含め、やさしいの何の! こんなに歓迎して貰えるなんて夢にも思ってませんでした。最終日なんか、たくさんの人に「来年もおいでよ!」。仲間に入れて貰えた。泣けてきます。
河岸を変えて飲み直すも、22時くらいに全員疲れていたモノだから記憶が途切れ途切れになり始め、解散。部屋に戻ってベットに倒れ込んだら売り切れました。
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