カローラのクロスオーバー『TREK』を欧州で発売!
カローラのクロスオーバーである『カローラTREK』がヨーロッパで発表された。カローラツーリングとの違いは樹脂製ホイールアーチと前後バンパー、そして最低地上高が135mmから155mmになったこと。このまんま日本で発売したらどうか? あまり評価されないと思う。カローラという名前が並列で出てくるし、最低地上高155mmって「なんちゃってクロスオーバー」だからだ。
カローラという車名に対しての「忌避したい感」はトヨタが考えている以上に強い。少なくとも私の知り合い&関係者でカローラをポジティブに考えているのはサポーターの方で1人いるのみ。カローラ=安くて妥協の産物というイメージ。もったいないですね、と思う。それくらい今までのカローラってツマらなくて魅力薄いクルマだった。日本で売るなら『TREK』だけでいいんじゃなかろうか。
また、クロスオーバーで最低地上高155mmというのはアカンです。悪路(実際には雪道)を走行するために車高アップするのであり、最低地上高で200mm程度無ければお話にならぬ! 日本で『TREK』を売るなら、最も軟弱なスペックだとしても最低地上高は185mmくらい必要。逆に車高を50mm上げたら、見た感じもずっと迫力増す。1クラス大きく感じることだろう。
カローラツーリングの大きな弱点である乗降性の辛さも(シート高が低いため腰を深く落とさないとならない)50mm上がったらずいぶん楽になる。装備を簡素化してもいいので、1800ccのシンプルなモデルを200万円切くらいのスターティングプライスで実現出来たら、若いユーザー層や社会人を卒業した先輩世代にとって素晴らしい相棒になってくれます。
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