キチンと走れるか全く自信なし!

今日も早朝より450kmのレッキを全て終えてサービスパークに戻ってきたらラリーカーが到着してました~。ジジイに貸すクルマなのでそれなりの中古車かと思いきや、新品ボディです。外側パネル全てピカピカ。う~ん! 昨日と今日のレッキ終え、実はコース相当難しい。一発で飛び出すようなアブナイ場所が下を見て20くらいあります。

もちろん抑えて走ればいいのだけれど、今日も新井大輝選手が来て「観客は全開で走るドライバーを応援するんですよ」だって。解っちゃいるけどなんたってクルマに慣れていない。というか、簡単なレクチャーをうけたものの、エンジンスタートから普通じゃない。メインスイッチ入れ、セルモーター回し、油圧上がってきたら火を入れるのだった。

ギアは右側の長い棒で、手前に引っ張るとシフトアップ。押すとシフトダウンのシーケンシャル5速。ハンドルのボタンは3段階あるアンチラグ(ターボのラグを減らすシステム)や、ローンチコントロール、SSモードの切り替え等々。シフトレバーの左の赤い棒は、曲がりきれないジャンクション多いドイツのコースだと何度も使う油圧サイド。

シートとハンドル位置は当然の如く固定。シート合わせで前に20mm。ハンドルを前に10mm。上に10mm動かしてもらうのに20分くらいかかります。搭載されているエンジンは3気筒1000ccで本当に180馬力くらいあるという。車重1100kgと軽いため、けっこうパワフルだと思う(まだ乗っていないので全く解らず)。サーキット走るなら全く不安ないですが。

キチンと乗りこなせるかどうか、全く予想できない。セッティングも全くワカランし、けっこう大きいタービン付いてるため低速トルク薄くターボラグだって大きいという。初日は様子見るので抑えるけれど、最後の何本かは納得できるような走りがしないです。文頭に書いた通り、コースはすごく難しい。タラタラしか走れなかったら、もうやめようと思う。

フォードMスポーツだけれど、ラリー好きとしちゃ「これで人生満足です!」。隣の61番車はフランスの政府からスポンサードを受けている注目株の若手。数年後はオジエみたいな存在? それが同じチーム。サインもらっておこう。車両のパフォーマンスだって申し分なし。上の写真のようにMスポーツのエンブレム付いたネームプレートまで作ってくれている。

ルーフベンチレーターの上にはドライバーとコ・ドライバーの国旗。いずれにしろ運気はイマイチ。いろんな意味で私のような立場だとこんな機会はおそらく2度とない(日本人メディアじゃ前例ないですから)。初日でリタイヤ(大泣)なんてことにならないよう引き締めながら、ラリーとクルマを存分に楽しみたいと思う。

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