ジャガーXK

今日も午前中原稿書き。昼から都内に出るパターン。ということで汐留のコンラッド東京(良いホテルです)で行われているジャガーXKの試乗会へ。景気悪くなるや普通のトヨタ車と同じ扱いになってしまうレクサスと違い、ヨーロッパのプレミアムカーはトコトン突っ張る。というか、それがブランドというものだと思う。

5211

このあたりの気合いがレクサスに無い。ホントのお金持ちは評価しませんな。ということでジャガーXKである。親会社がインドのタタになってどうなるのかと思いきや、意外や意外! フォード時代より勝手にクルマ作りが出来るそうな。新しい5リッターエンジンときたら、良い意味でマッドなイギリス車であります。

5212

普通のアクセル開度だと極めてジェントルなのだが、レッドゾーン手前1000回転くらいから驚愕のスポーツエンジンに変身す! V8エンジンのビートは「ぐももももも」から「ばびびびびびび〜!」に代わり、アクセルオフすると「パンッ!パンッ!」という気持ちの良いアフターファイアまで入っちゃう。

5213

最近価格だ燃費だヘチマだみたいなハナシになりがちだけれど、そらもう道具だから。ジャガーXKのように世の中に無くたって困らない遊び道具になると、もはやフネなどと同じ。楽しければ楽しいほどエラい! といった意味じゃ久々に楽しいです。ドイツ製の高性能車と違い、官能的なのだ。

5214

クルマとしての仕上がりも文句なし。オープンモデルと思えないほどボディはガッシリしており、ミシリとも言わぬ。ショクアブソーバーの動きなど極上! 価格だってフネと比べれば超お買い得です。トヨタで1番安いフネにGPSとレーダー付けた程度で買えちゃうんだから。最後の1台はこいつかアストンですね。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ