スバル、モリゾウさんの話を少しは聞いて欲しいっす!(12日)
少しスバルに対し不満を感じてます。フォレスターに対しても期待値の裏返しになる。というのもモリゾウさんが「スバルもラリーやりましょうよ!」と誘ってるのに「ウチは出るクルマがないので」と最初からやる気を見せていないからだ。スバルにとってトヨタはオイシイ部分だけ頂くだけの存在じゃないと思う。スバル好きとしちゃプライドや意地を見せて欲しい。
スバルはラリーに出られるクルマを持って無いのか? こらもう明確に「いいえ!」である。今年、スバルは中国のラリー選手権用にXVのラリーカーを走らせてます。車重なんと1200kgの軽量ボディに2リッター367馬力/746Nm(35口径のリストリクター)という凄くパワフルなエンジンを搭載している。WRCのR5クラスを圧倒するスペックを持ち、優勝だってしてます。
写真/スバルチャイナ
この車両、アジパシで走らせることが可能。アジパシのレギュレーションは、開催国の主催者が認めた車両ならエントリー出来る。つまり今週末に開催されるラリー北海道で暴れられるのだ。スバルが中国から車両を持ってくればいいだけ。現在アジパシはシュコダのR5が速い。このクルマを持ってきて優勝したら、スバル好きとしちゃ嬉しいなんてモンぢゃありません!
また、この車両をベースにR5とすることも出来る。R5の最低車重は1230kgなので、戦闘力を確保可能。エンジンを1600cc(32口径のリストリクター)ベースで作るのにお金掛かる程度。急げば来年のWRCジャパンにだって間に合う。売ってるクルマと全く関係無いGT300を続けるよりずっとカッコ良い。なんたってスバルのブランドイメージはWRCが作ったのだから。
写真/スバルチャイナ
スバルを強い会社にした吉永前社長は素晴らしい経営能力を持ち、しかもラッキーボーイでした。ただブランドイメージを高めることや、モータースポーツには”ほぼ”興味を示していない。関心ないのだろう。中村新社長と話をしたことがないためどんな方なのか存じ上げないけれど、今後のスバルのため、スバル乗りがプライドに感じることをぜひ手がけて欲しいと思います。
最近のスバル、ワクワク感が薄いです。
<おすすめ記事>