デトロイトショー開幕
思い起こしてみれば初めてデトロイショーに来たのは、22年前の1989年だった。屠蘇気分も抜けないウチ、成田から出発したのを思い出す。1989年のショーでセルシオとインフィニティQ45がデビューしたのだ。それまでデトロトショーと言えばメジャーじゃなかったものの、この年から注目を浴び始める。
デトロイトショーの後、LAに飛び、新型車の試乗をしている最中、昭和天皇崩御の報を受けた。昭和64年にアメリカに行き、平成元年に帰ってきた次第。以後、1990年代はほぼ毎年通いましたね。ちなみに今のGM本社は『ルネッスッサンスセンター』と呼ばれ、デトロイトのダウンタウン復興のために作られたもの。
しかし2000年代に入るや、急に足は遠のく。おそらくアメリカ発のニュースが面白くなくなったためだろう。アメリカはアメリカ。日本は日本というクルマ造りになっていきましたから。久々に訪れたデトロイトショーだけれど、GMの破綻で再び面白くなってます。やはり再生は破綻から生まれる?
初日は朝からTV各局で生中継
数日前もツインリンクもてぎのハローウッズで崎山さんと話たのだけれど、木は切らないと活性化せず二酸化炭素の吸着量も減る。GMの破綻も同じ。GMだけでなくフォードも活性化し、今までアメリカしか見ていなかったアメリカのメーカーが世界の市場を意識するようになった。大改革であります。
10時までホテルで原稿書き、ゆりかもめみたいな無人電車に乗って会場へ。大いに盛り上がっており、食事などのケータリングも派手になった。文化というのはお金に余裕出来るとキッチリ豊かになるから面白い。強烈な時差にやられながらも結局夜までウロウロし、さらに夕食までフルに食べ、部屋でWebまでやっつけてから爆睡。
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ということでツインリンクもてぎエンジェルの3人目。デトロイトショーに来ているのに紹介を続けるあたりが私の律儀さでございます。お名前は岡本さくらさん。やはりイベントなどの仕事をしているそうな。写真を撮られるのが大好きというから、レースクイーンはピッタシの役所だと思う。
岡本さんはブログを見ても解るとおり、写真と本物のイメージがずいぶん違う。写真によっても違う。こういう人、けっこう居ます。今までイベントの仕事の他、ネイリストもやっていたそうで、話題も多い。いずれにしろブログを見れば人柄の良さが解って頂けるかと。いろんな意味で努力家とのこと。
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非常にいいタイミングで取材されてますね。日本にいるとトヨタ優勢であとはリーフで日産がどう転ぶかぐらいしか興味がわきません。大勢はほぼ決まっていると言ってもいいかもしれません。
アメリカですと何処が優勢なんですかね。世界中のメーカーが次世代の自動車販売に凌ぎを削る昨今では米メーカーが台頭してもおかしくはないですね。まあそういう推測抜きで次世代車の見本市という感じで楽しそうです。
私が興味をもったのは、やはりプリウスcです。そちらでプリウスvと呼ばれている車と合わせて日本でもかなり売れると思います。プリウスcの販売とあわせてまたエコカー補助金やりませんかね。円高の内にトヨタのような強い企業に資金が集まったほうがいいんじゃないでしょうか。