ネオチューン

いやいやクルマも今回みたいな「発見」が1年に1回くらいあると面白いのに! 読者の方からぜひ「ネオチューン」というのを試し、評価して欲しいと言われた。何でもノーマルのショックアブソーバーのオイルを交換することによって乗り心地が大幅に変わるという。興味あれば半信半疑なことも試してみる性格だったりして。

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お尻のオジサンが喜多見さん。元ラリーストです

ジツはこの手のテスト、年に何回も行っている。ほとんど紹介できないのは、効能(コストパフォーマンス含む)が納得出来ないためである。ネオチューンの場合、帰り道で大笑いしてしまった。不満度100%だったプリウスの乗り心地が「まぁいっか」になったから驚く。少なくとも今やショックアブソーバー交換の必要性を感じていない。

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ノーマルのショックアブソーバーを加工する

というか、プリウスの「硬さ」の要因になっているのはタイヤになりましたね、ということが乗っていてハッキリ解る。また、たまた鋭いギャップを通過した時に感じる「濁り」の原因もサスペンションの取り付け部剛性のような気がします。ショックアブソーバーはKYB製と思えないくらいスムーズに動いているのだった。

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ノーマルのストロークはバンプストッパーまで30mmといった感じ。少ない!

詳細はベストカーの達人コラムで紹介するが、普通サイズのクルマなら1台分2万4千円〜3万円(標準装着のショックアブソーバーを加工する。脱着工賃は別)。しかもヘタッたショックアブソーバーもリフリレッシュ出来るそうな。複筒式に限られるものの、国産車はほぼこのタイプ。

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こらアカンぜよ! とバンプストッパー1コマぶった切る。ガイじゃ

プリウスに限らないので、乗り心地に不満を感じているならぜひとも試してみたらいい。従来型プリウス(特にサスペンション取り付け部の剛性を上げた後期型)や、先代ウィッシュ、先代フィット、アルファードなど特におすすめである。キャパシティが少ないため、早めの予約が吉だと思う。クルマを持ち込めば約4時間で終わります。

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バルブが付きます

なんでKYBがこの手のオイルを使わないのか不思議でならぬ。ちなみに喜多見さんのアイデアでブレンドしてもらっているオリジナルオイルなのだとか。耐久性も標準と同等以上だそうな。液体の移動音も出てません。タイヤの空気圧を変更すると、さらに良くなることあるというので試してみたい。

ガレージは千葉の勝浦の近くと、神奈川県の川崎の近所にある。『SANKO』といいます。晩ご飯は昨日釣ったフッコ(ヒラスズキじゃない感じ)の塩焼き。期待以上にウマし! 小さいヤツも食べ方によっちゃ美味しい。残念ながら土曜日の忘年会まで「漁」に行けそうにありません。

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4 Responses to “ネオチューン”

  1. s308sti より:

    これ前から興味あったんです〜。
    サンバーのサスを17年後期以降ワゴンのばね、サスに交換するかと検討していました。
    4時間程度でいけるんですね。日帰りで行こうかな。

  2. トミー より:

    プリウスのネオチューンで検索してたどり着きました。
    国沢さんは、ネオチューンで十分で、スタビライザー強化やストラットタワーバーは不要とお考えでしょうか。
    どちらも、ロールを抑える効果やサス・ダンパーが積極的に動くようになるパーツですが、ネオチューンのみで行くか、スタビ等も試すか、悩んでいます。(クスコからは、純正採用交換の前側だけでなく、純正に無い後ろのスタビも発売されています)
    よろしければ考えをお教えください。
    また、ネオチューンを行うと減衰力が強化されることもあり、バネレートが10%ほど上がるタナベのダウンサス(-3cmほどのNF201)も検討していますが、組み合わせとしては正しい方向と思われますでしょうか。

  3. 個人タクシー より:

    ベストカーの記事を読み、プリウスのリアダンパーが4860円と知り、それを同僚に教えたらネオチューンにたどり着きました。
    こういうリサイクルを兼ねたショックは、不景気の現在大変ありがたいですね。

  4. 個人タクシー より:

    連投すいません。
    作り手がクラウンやフーガの中古ショックをリフレッシュしてストックしていてくれていたら我々は助かります。
    我々は一台で2〜3回はショック変えます。
    もちろん、ショック抜けたまま数年営業している人もいますが…

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