ホンダF1、大本営発表は焼け石に水(18日)
F1メディアのホンダバッシングがますます激しくなってきた。今日なんかマクラーレンのカウルにメルセデスのステッカー貼ってあるコラージュで一悶着ありましたね。マクラーレンがメルセデスと会談したという話もまことしやかに流れている。そろそろマクラーレンやり過ぎでしょ。
今回の件、一番残念なのはホンダ本体のバックアップが無いことである。プレスリリースで一生懸命否定の内容を流すものの、いわゆる「悪貨は良貨を駆逐する」で、もはや大本営発表の情報なんか誰も相手にしない。この状況になっても、抜本的な対応変更しない理由がワカラン。
また、ホンダの社員の皆さんに聞くと「F1のことなんか気にしない」とか「何のためにやってるのか解らない」というネガティブな答えばかり返ってくる。どうやら社内に向けたF1のアピールを全くやっていないようなのだ。F1やってる人達は2階に登らされてハシゴをハズされたカッコウ。厳しいです
まずホンダ社員から応援してもらえるようにするのがモータースポーツ担当部門の仕事だと思う。成績なんか二の次でしょう。このあたりのドライな対応が全く分からない。もちろん現場の責任者である長谷川さんが「黙っててくれ!」と言ってるのなら仕方ない。ホントの事情は知りません。
『F1』という”会員制CLUB”は自動車文化の中でもTOPクラスのレベルにある。ここのメンバー達から「先輩達はよかったけど、あんたらはF1を理解していない。一緒に遊ぶ仲間にふさわしくないから違約金払って出て行ってくれ」という声が出てきたということを真剣に受け止めなければならない。
もちろん間もなく始まる開幕戦のフリープラクティスが順調なら悪い話はあっという間に消える。その先についちゃウソのように問題無く行くことだろう(話題にあがらなくなるのもツマらない?)。されど躓くようなら、ハード面だけでなくソフト面の本格的な対応をしなければならない。
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