ミッション終了!(6月1日)
昨晩遅くまで作戦会議! 普通の方法だとマトモに走れないことが判明しましたので。リーフやi-MiEVが出た時、箱根の頂上まで行けるかどうかを話題にした。芦ノ湖スカイラインの最高地点1070mの碑の前で写真を撮ったほど。なのになのに! 今回は1200mの標高差を4往復しなくちゃならぬ。
SS1のスタート前に容量3分の1じゃお話にならないため、標高1400m付近の峠でQ電丸使い急速充電10分。10分ならリエゾンの余裕で時間取れる。ここからSS1と2をこなし、続いてSS3の前にQ太郎を運んで20Aの中速充電。ここで90%くらいまで充電しておけば、SS3~5を走りきれる。
さらにSS5の終了後、先ほどQ電丸を置いた1400m地点で充電する。日本に2台しかない移動式充電車をフルに投入であります! 本当にダメになれば、リエゾンの区間はリーフをQ太郎に積載し、その状態で充電も可能。移動しながら充電出来てしまうという強力なサポーターなのだった。
もちろんSS区間はゼロカーなので「競技車に準ずる速度」で走るというのがお約束。ノロノロのECOランなど恥。モリゾウさん効果なのか、驚くほどギャラリーが多かったこともあり、それなりの速度で走りましたね。加えてSS中のアップダゥンだって激しい。純粋な標高差を計算すると7千m!
何とか無事にゼロカーという責任あるミッションを完了す! 日産だって1200mの標高差を1日に4回も繰り返すようなテストなどしていないだろう。新しい経験値を得ました。加えてグラベルロードでも案外イケることが判明。そう遠くない将来、グラベルラリーに出場するようなことになるかもしれません。
今回のラリー、地方選とTRDラリーチャレンジが併催されており、モリゾウ選手や一緒にWRCの解説をしてる栗田嬢も参戦してました。気になる順位についちゃ不明。いつもTRDラリーチャレンジの結果発表がネットに上がるの、遅いです。ゴールした時点でも皆さん順位解らず。明日にでも。
それにしてもラリーの開催地となった美馬という徳島県の山間は、いろんな意味でタイヘンだ。帰りは国道438号線で徳島へ向かったのだけれど、美馬からガソリスタンド全く無し。道もスレ違い出来ないほど狭い。438号線沿いは廃屋ばかり。こういった状況が日本中で発生しているのだろう。
交通インフラとしちゃ電気自動車が一番良いかもしれない。ガソリン入れるのに一山越えなくちゃならないようじゃ辛い。ちなみに美馬からの帰りもリーフで自走したのだけれど、無給電で徳島市内まで走れた。逆方向は山に入る手前に急速充電器を作ればOK。ガソリンスタンドより投資&維持コスト安い。
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