モリゾウさん、スバルと三菱のWRC参戦を誘う(14日)
ドイツではモリゾウさんが「スバルと三菱のWRC復帰をサポートしたい」ということを海外のメディアにコメントしたということで話題になってる。確かにスバルは欧州市場で超低空飛行中。往年の輝きぶりがウソのよう。こう書くと「毎年ニュルに出ているじゃないか」と思う人もいるだろう。ニュル参戦についてドイツ人に話を聞いても、全く響かない。
今でもスバルといえばWRC
メディアも「何のために出ているのか理解できない」。そらそうだ。ワークスならライバルや参戦台数多いガチンコのTOPカテゴリーで勝負してナンボの世界ですから。欧州に於ける販促効果ゼロです。ニュルのお膝元であるドイツですら未だにスバル=WRCなのだった。WRCにカムバックすれば、撤退すらウワサに上がる欧州市場で復活するかもしれません。
トヨタとアライアンスを組むスバルやマツダにもたくさんの「ラリーをやったら厳しい状況の欧州市場で存在感を出せるのに」と考えている人たちがいる。この話が本当なら素晴らしい。私が今回乗るR2クラスのラリー車であれば(ノーマルボディ。1000ccターボまたは1600ccのターボなし)、Bセグを持っている全ての自動車メーカーが参戦可能です。
Bセグのフィエスタ1000です。180馬力
ということで私はラリー。今日は朝7時にホテルを出てレッキ(ペースノート作り)。途中、昼飯を食べるくらいの余裕あるかと思いきや、とんでもなかった! レッキはコースを走れる時間が決められているのだけれど、そいつを追いかけていくと飯など無理、ばかりか休む時間すらなし! 結局レッキ終わったのは18時。11時間ハンドル握りっぱなしでした~。
しかもWRCドイツはレッキ中の制限速度が90km/hと高い。この速度で舗装なんだかグラベルなんだか解らないほどの荒れ荒れ路面で知られるパンツァープラッテを(ドイツ軍の施設内にあるコース)オペルのSUVであるモッカに乗って走ってると、壊れるんじゃないかと思うくらい激しい入力を受ける。されどさすがドイツ車。丈夫でございます!
レッキ終わってサービスに戻ると、同じチームの若手のフィエスタR2が到着していた。ミッションはシーケンシャルのドグ。私のクルマはまだポーランドから運んでいる最中深夜になるそうな。このクルマは日本車だとヴィッツやデミオ、マイクラ、フィットのライバル。アルコンのブレーキがカッコ良い。どんなエンジンフィールなのか超楽しみです!
昼飯抜きだったので夜は昨日の中華料理屋さん。座ると何のオーダーもしてないのに木原さんコーラ。私にジャスミンティが出てきた。覚えていたのね。この店、メニュー豊富だし何よりおいしい。お昼だと1500円。夜なら2500円という料金設定も外食としちゃ超リーズナブル。メディアチームのウェルカムディナーもココか?
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