リーフRCに乗る! コレ、次期型GT-Rでしょ!(6日)

冬眠していた日産が動き出した。連絡あって「リーフの試乗会やるので乗りに来てください」。やりくりして大磯へ。するとどうよ! リーフはリーフでもレーシングカー的なRCぢゃありませんか! このクルマ、日産車の中で群を抜いてカコ良い! このまんま次期型GT-Rのベースにしたってよいくらいだ。リーフRCくらいカコ良ければGT-R、バカ売れしたと思います。

レーシングカーだけにコクピットはこんな感じ。超お金掛かってます。ボディパネルは全てカーボン。シャシもカーボン。リーフe+の62kWhバッテリーとリーフ用モーターを2個使っているのに1200kgだという。いくら掛かったんでしょ? 1万円のコストコのホイール使って競技やってる私らからすれば、もはやヨダレで視界が不良になるほど(どんな意味か自分でもワカラン)。

運転は簡単。ペダルはアクセルとブレーキしかない。操作もハンドル左下のスイッチを『D』にすれば、アクセル踏むだけで走り出す。遊園地にあるゴーカートと一緒です。ということでコクピットに座り4点式シートベルト締めアクセル踏んだら「いいね!」。速いです! 聞けば袖ケ浦サーキットのラップタイム、GT-Rより速いそうな! 

というか次期型GT-R作るならこんなクルマしかないと思う。ピュア電気自動車でもいいし、レンジエクステンダー的に200馬力くらいのエンジン積んだPHEVにしたっていい。サスペンションストロークを100mmくらい取れたらロードゴーイングカーになります。こういったクルマに乗ると、まだまだスポーツカーは生き残れるのかな、と思う。楽しかった~!

日産、近々詳しくレポートするけれど、どうやら電気技術で戦っていく方針らしい。次期型エクストレイルに搭載されるeパワー用の発電用エンジン、どエらく熱効率高いという。ノートeパワー出た時から「エンジンを発電専用にすればもっといい」と言ったら「やってます」という答えだった。そいつがもうすぐ出てくるようだ。セレナの倍くらいの電池積んだら素晴らしいと思う。

左は期待の若手、高星選手!

今回の試乗会、乗るにあたって何の制約も無し! 久々に日産の元気さを感じました。このギョウカイ、少しづつながら杓子定規や原理主義が薄くなり始めたように思う。調子に乗って松田選手と記念撮影。隣に乗せて貰ったら「さすがお金貰えるドライバーって凄いな!」と感心しきり。週末はリーフe+のデビューレース。気合い入れて頑張ってみたい。

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