レクサスが良くなった

富士スピードウェイを起点に行われているレクサスの試乗会に行く。主として原稿を頼まれていたLS460(マイナーチェンジしました)を試してみたら、あらま! 圧倒的に乗り心地やクルマの挙動が良くなってます。おそらく現行クラウンから始まった「大進化」をレクサスにも取り入れたのだろう。

今までと正反対の考え方なのだ。多少驚きながら「ダメだったレクサス」の足回りを開発した折り合いの悪いエンジニアに「どこを変えたのか?」と聞いてみたら「どこも変えてません」。自然に良くなっちゃったらしい。この方、以前、エンジン誌の鈴木さんに、数値で表せないモノは無いと言い切った人。

するとその後、今回のマイナーチェンジを担当した別のエンジニアが「ショックアブソーバーの構造まで変えています。アウトバーンでもタップリ走り込んで確認しました」。時代遅れだったトヨタの後輪駆動車の足回りの考え方は、現行クラウンから大きく変わっている。そう遠くないウチ、ベンツやBMWに追いつくかも。

レクサスのオールラインナップ試乗会ということでHS250hの古場さんも来ており、最近の「武勇伝」を聞く。何とレースに2回出場し、それぞれ良いタイムぢゃありませんか。47歳で『S1』(トヨタのテストドライバーのランク)の資格も取ったそうな。遅咲きでありますな。相変わらずドカティも乗っているという。

自分自身感じてるのだけれど、ジジイになっても運転は上達する。ラリーに出る度、走り方が解ってきますから。タイムも上がっていく。今や人生70歳。60歳くらいまで新しいチャレンジをすべきだと思う。でないと長い長い晩年を過ごさなくちゃならない。私も来シーズンはタイのラリーで暴れようかと。

試乗の途中、自衛隊の基地(ヘリの拠点がある)を通りがかったら、カワサキの『ニンジャ』(正式名はOH-1)が止まっている。世界トップクラスの性能持つ偵察用のヘリで、短い開発期間にも関わらず高い信頼性を確保してます。現在30機近く運用されていながら、事故による損失ゼロ。

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一度乗ってみたいモンです

早く終わったら晩飯のおかづを獲りに行こうかと思っていたけれど(嵐の後は釣れる)、最近リニュアルされたIS Fなどに乗っていたら、もう14時。こら間に合いません。というか急ぎの原稿もあるため泣く泣く帰宅。夜、今日の釣果を調べたら、やっぱしイナダがバカスカ釣れたとか。

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1 Responses to “レクサスが良くなった”

  1. メタブラ より:

    空自の知合いにお披露目前から凄いとは聞いていましたがOH-1はホント凄いです。
    風の中手放しでホバリングがビタッと出来ますしね

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