一時停止も優先道路標識も無い交差点。自動運転は超難しいと思う(5日)

昨日の取材は木更津だったのだけれど、千葉の道ってスゴイっす! 下の写真を見て頂きたい。T字路である。普通なら道路に出る前に一時停止を設定するでしょう。なのにココの道にゃそんなモノなし! そのままスルスル右に出ていって左から来るクルマとブツかることだって十分考えられる。ここまで読んで、T字路から左右に行くなら必ず安全確認するだろ!

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確かにその通り。ぢゃ下の交差点はどうよ! 手前から走っていくと、十字路がある。ちなみに写真を撮っている道は交通量多く、ダンプなども走ってます。初めて走る人なら躊躇わずそのまんまの速度で交差点を通過することだろう。かくいう私も普通の速度で通過した。しかぁし! 通過時に左右見ると、同じくらい太い道なのだった。加えて交差する道に一時停止無し!

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交差点を反対側から撮ってみた。上の写真は下の写真に写ってるクルマの横から撮ったもの。けっこう大きな交差点ながら、両方の道に一時停止標識無し。優先道路標識も無し。いわゆる「信頼の法則」が当てはまらない。ここで事故を起こしたらどうなるのだろうか? きっと「両方とも安全確認していなかった」になる。こういった場合、自動運転だとどうするんだろう?

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安全を確保しようとすれば、通過する交差点の全てを徐行しなければならない。こういった場面でもノロノロ走行と言うことです。つまり自動運転するなら、交差する道から全てクルマが飛び出してくることを想定しなければならないのだった。もちろん最初に想定したT字路の直線側を走る自動運転車だって徐行しなければならないと思う。あまりにビックリしたので動画も撮ってみた。

この一点だけ持ってしても自動運転のハードルは超高いと思う。道路環境まで整備していかなくちゃなりません。もっと言えば、自動運転専用道路くらい作らないと、移動の道具として要求される速度は出せないと考える。もちろん自動運転車なら徐行する場所でニンゲンの運転手が速度出して事故起こしたら100%悪者だ。このままだと赤旗法の時代に戻らなくちゃならん。

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