中国とケンカしても勝てない。仲良くやってくのが1番です(16日)
解ったつもりになっている中国ながら、正直な所、モーターショーの取材で訪れる程度。一昨年、ラリーの取材で奥地に行った時は長期滞在だったため肌感覚で理解出来たのだけれど、北京も上海も中途半端な知識しか持っていない。どうやら自動車業界は今後中国と深いつきあいになりそうなので、今回改めて足で理解してみることにした次第。まぁ解っちゃいたが、進化の度合いハンパない!
上は南京東路という繁華街。古い建物と新しい建物が入り乱れ、人もたくさんでており、見たことも無い最新のIT技術を取り入れたナイキショップなどもあり、もはやスゴイことになってます。この人達は何を求めて日本へ行くのだろう、と思うほど何でも揃っている。日本が優位なの、社会全体からにじみ出てくる「落ち着き」だろうか。あとトイレは圧倒的に日本の方が快適です。
本日、驚くほど空気がキレイだった。豫園から632m(世界第二のビル)の上海タワーもクッキリ見える。豫園の目的は湖心亭。池の中にある上海で最も古いエリザベス2世も訪れたという茶楼。1番安い銘柄のお茶で2200円から。中国の物価が高くなったといっても、やはり安くない。中は下の写真のようにけっこう狭いです。ここで上海通の方から様々なレクチャーを受ける。
教えて貰ったことは原稿に活かしていきたいが、ケンカしても勝てないことだけよ~く解った。というか、ケンカして得することなどない。解っちゃいましたが。お別れした後、豫園をじっくり見ましょうと、回っていたら『神車』という像が。初めて知ったのでネットで検索するも、全く由縁を見つけられない。クルマの神様なんでしょうか? 御存知の方いたら教えて頂ければ嬉しい。
上海市内で1番ウケたのが下の自動販売機。椰子の実の写真とか出ており、19.8元とある。日本円で340円程度。よもや椰子の実じゃ無いでしょうね、と思ったら、正しく椰子の実でした~! 「なぜ椰子の実?」と疑問になり買おうとしたものの、現金だとダメ。中国のカードのみだという。どれどれ、と中身を覗いてみると、椰子の実が並んでいる! しばし見てたけれど、誰も買わない。
そらそうだ。椰子の実に入ってる水なんて美味しくない。南の観光地に行った時、イキオイで買うようなもの。東京のデパートの中に椰子の実の自動販売機置いたって買う人がいるとは思えない‥‥でもないか。もしかしたら面白がって買う人も多いかも。ただ販売機の中を見ると、全てのスロットに椰子の実入ってる。上海在住の方が居たら、ぜひとも飲んでレポートしてください~。
来年は上海モーターショーなので、取材に来ようと思う。
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