ワールド・ドリーム乗船レポート 旅行記(その3)
あか~ん! 中国ブネが楽しくなってきてしまった! もちろん厳しい厳しい中国人修行は相変わらず続いているのだけれど、見てるとオモシロイ人もいる。そして若い中国人についちゃマナーも悪くない。特に夜遅くなるとバーとかで遊んでる人達が多くなってくるため、価値観が合う。そもそも中国人、マナー悪いだけで人柄は悪くないようなのだ。
海を見ながら原稿書き
毅然とした態度でいると、配慮してくれる。もちろんエバらないでよい。ニコニコしながらジェントルに振る舞っていればOK。そして乗組員達は日本人に対し、やさしくでフレンドリィだ。住めば都というヤツか。毎晩通っているバー担当のお兄さんとも仲良くなった。顔見知りの船員達も多くなってきたため、日に日に扱いが良く快適になっている。
時間をズラせば厳しい中国人修行をしないで済む
また、5千円ほどの出費を覚悟すれば、ウルサイ人達がいない有料のブッフェもある。昨晩試してみると、なるほど静か。ただ食べ物の質が格別良いと言うことでもなし。エビのサイズ差くらい。大きければオイシイということもなし。だったら少し時間をズラして無料レストランに行けば空いている。中国人、なぜかピークに集中したがる傾向。
戦艦武蔵は263m。このフネは335m
起きたらボラカイ島に向かい、戦艦武蔵が沈んだシブヤン海を左に見ながら航行してる。このあたり、大戦末期の1944年はすでに制空権をアメリカに奪われてしまっており、日本海軍の誇る武蔵を持ってしても5回に渡る9時間少々の攻撃で爆沈。今や中国ブネに乗った日本人もこのあたりを自由に航行可能になった。やはり平和が何よりだと思う。
ボラカイ島には大きな港がないため沖にアンカリングし、救命ボートで岸まで往復する。初めて訪れたボラカイ島、中国人ばっかりでございます。3400人の中国ブネのためなのか、それ以外の中国人旅行客多いのかわからないけれど、ビーチ沿いを歩いている90%が中国人。残り5%韓国人。5%西洋人。日本人の姿は全く見かけなかった。中国ブネが来る宮古島、タイヘンかと。
日本の存在感の薄さを実感する。ボラカイ島と言えば日本人に人気のリゾートだったのに。フネの日帰りツアーに参加してみた。バンカーボートでのアイランドホッピング。しかし! お客は全て中国人。朝から夕方まで船内より身近な状況になってしまう。しくしく。同じテーブルでぺっぺされながら食事するの、苦痛以外ナニモノでもなし。大失敗でした~。<中華ブネ修行最終回へ>
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