今やF1全戦を追いかけている唯一の日本人カメラマンである熱田さんに話を聞く

毎週土曜日の夜21時~21時30分で放送しているラジオ日本の『ドライブ・ア・ラ・カルト』のゲストとしてF1カメラマンの熱田さんに来て頂いた。番組は土曜日で、基本的に熱田さんはF1取材のため収録であります。いやいや楽しい話でした! 聞けば熱田さんがF1の写真を撮り始めた1991年は、30人近い日本人がF1全戦を追いかけていたという。今は何人か? タイトル通り熱田さん1人!

勝ちまくった第2期ホンダがF1を撤退して以後、日本に於けるF1人気は急速に減退。熱田さんによれば「1991年当時は全てのF1チームに日本の企業がスポンサードしてました」という状況から、櫛の歯が欠けたように減って行く。2000年から始まるホンダ第3期のF1参戦で少し盛り上がったものの、迷走の8年間だったためか、リーマンショックを理由にして撤退した2008年までファンは減り続けた。

12月19日から個展を開催。F1ファンならぜひ!

ラグビーだって日本が予選リーグで全敗したら、こんな盛り上がりは無かったと思う。負け続けた第3期で、新たなF1ファンは“ほぼ”獲得出来なかったハズ。そうこうしているウチ、全戦追いかけている日本人F1カメラマンは熱田さんだけになっちゃっんだという。なぜ残ったのか聞いたら「好きなんだと思います」。超シンプルで少し感動した。日本で一番のF1ファンかもしれません。

取材したF1は500戦! 個展ではその中から選りすぐりの写真を展示するというから大いに楽しみ! そんな熱田さんに「今一番速いドライバーは誰ですか?」と聞いたら即答でした! これ以上はネタバレになるので、11月2日の9日の放送を聞いて下さい。ラジオが聞けない状況の方もラジコでどうぞ! ちなみに私がたまに書くF1の記事も読んでいるそうな。「まぁまぁですね」とのこと(笑)。

N-WGNに生産中止や新型フィットの発売延期でこのところアンラッキー状態のホンダながら、見えないトコロでは頑張ってます。そんな一端が上の動画でよ~く解る。栃木研究所を訪れたフェルスタッペンを迎える冒頭のブブンだけでも御覧頂けたら、と思う。ホンダが元気にならないと日本の自動車ギョウカイは盛り上がらない! ホンダだけでなくスバルやマツダもです。

もう一つ。先週もてぎでモトGPが開催されたのだけれど、その時に撮られた動画、世界中で人気になっている。レースの裏方さんであるオフィシャルのワンシーンを撮ったものながら、なるほど面白い。日本人も遊べるようになりましたね、と思う。未だ被災して辛い方がたくさんいる我が国ながら、明るさもないと救われません。人間、楽しさこそ元気を生み出す。

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