伏木センセと対談

午前中仕事。昼ご飯食べてからザッカー編集部へ。城市兄のイタズラ心か、10年ぶりくらいに伏木センセと86/BRZを”オカヅ”に対談でございます。開始するや早々に「アイフォンと同じ。今や製品は企画で決まる。利益を上げられるのは企画と販売を行う部門。アイフォンの場合、エラいのはアップル」。

つまりトヨタがアイフォンを企画したアップルに相当し、スバルはアイフォンのハードを開発して作っている工場だということです。そういう評価も出来るのね。私は企画も良いけれど、スバルじゃなければ具現化出来なかったと考えている。同社の良いところが出た、ということ。続きはザッカー3月10日発売号で。

伏木センセは10月15日に初試乗してます

86/BRZについていえば「立場によってずいぶん評価が違う!」と感じる。私は終始一貫「コーナリングの限界速度を追求するのは20世紀のクルマ作り」という姿勢。「速さ」でなく「楽しさ」を評価軸の先頭にしなければアカンです。ということで86かBRZかは、今後のアピールのスタイルで決めたい。

そうそう。「86はウインカーの地上高が低く25mm以上ローダウンすると車両運送法をパス出来ない」と言われていた車高問題だけれど、ここにきて「BRZも同じ」だという。なぜか? 最低地上高がホイールベースの中にあれば86/BRZだと90mmあればOK。標準車で130mだから40mm落とせる。十分ですね。

しかし86/BRZはフロントオーバーハング部分(実車で確認してみたらエンジンのアンダーカバー)に最低地上高があり、必要とされる最低地上高は90mm以上かもしれないのだという。つまりBRZも合法的には20〜30mmのローダウンしか出来ないと言うことになります。ありゃま!

結論から先に書くと、前述の通り最低地上高は樹脂製のアンダーカバー。外せばいいし、ターマックラリー仕様なら薄い金属製のアンダーガードに交換すれば良い。やはりBRZの方が合法的に40mmまでローダウン出来ると考えていいと思う。86ならウインカーを変えない限り25mmだ。

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4 Responses to “伏木センセと対談”

  1. アミーゴ5号 より:

    「トヨタとスバル」の関係は、「アップルと製造会社」と同じ関係ですか。なるほど。
    クルマ好きの自分が、[E:newmoon]誌を全く買わなくなった理由が、あらためてわかりました。

  2. hide より:

    伏木センセイと対談ですか〜?意見真っ向から違いそうで面白そうなので雑誌買います。
    僕が評論家で良いと思いっている清水センセイと国沢センセイの対談期待してます。
    ただ86は後一年で忘れ去られるので、対談はCX-5ぐらいでお願いします。
    予言しておきます。一年後はBRZの方が売れていると思う。

  3. applefanjp  より:

    買う人は買う。
    買えない人は買えない。
    それが顕著になっているのではないかと感じています。
    クルマが好き。
    それはOK。
    でも、好きなクルマを買って乗るって
    ほんと、文字通り、道楽になっちゃうかもって思います。

  4. Rotarycoupe より:

    知らず知らずのうちに楽しい車が減っています。
    先日スタッドレスを履いた初代ヴィッツを運転させてもらいました。何の変哲もないノーマルなグレードでしたが、ブレーキの抜き方次第で自在にアンダーを殺せることに感動してしまいました。
    そのヴィッツですら、13年前に登場したときは退屈な車だと思っていたのですから、その後に出てきた車がどんどんつまらなくなっていたんでしょうね。
    86、まだ乗っていませんがSW20やS15、R34のようなワクワクする車の再来であることを祈っています。できれば5人乗りがあればいいんですけどね。

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