何とJN-1で1位
1日目終わって3位! クラス1位との差18,4秒。2位との差7,4秒。4位との差8,8秒というヒジョウに厳しい展開でございます! 加えて2日目の『GANPO』というSSは14,27kmもある。走ったことないので全く電力消費量解らず。道が狭いため追いつかれたって抜かさせてあげる場所無い。
競技役員に相談したら、航続車との間隔を2分空けてくれることになった。ということで2日目の1本目はイキナリ今回のラリーの山場となる。ここを全開で走りきれば最後まで戦えると思います。そんなことを考えつつスタートすると、スンゴイ道だ! おそらく世界で一番苛酷なSSだと思う。
スペアパーツ一切無いのでコースアウト厳禁!
タイトコーナーの連続な上、左側はガードレール無し! コースアウトしたら落ちる。右側は全て土手。これまたコースアウトしたら大きなダメージを受けだろう。それでいて速度低いため、運転手やコ・ドラがケガすることもなさそう。つまりブラインドコーナーに突っ込んでいく根性と同時にテクニックも必要。
目標電費は1,6km/kWh。これを下回ったらパワーセーブです。スタートすると面白い! こんな林道、走ったことないが予想外に攻められる。途中で電費チェックしたらピッタリ1,6km/kWh。こら最後までイケますね! 終わってみたらクラス2番手。しかも1番手の小泉選手は昨日リタイアしてるので成績と関係ない。
今回もQ電丸が大活躍!
何と! GANPO終わってクラス1位との差は6,6秒。2位との差4,4秒に! こら面白くなってきました。続く6,96kmの登り&高速SSで2位だったストーリア(クラス1位のストーリアとシリーズ争いをしていた)がまさかのコースオフ。完走したものの20秒遅れでラジエターに大きなダメージを受け後退してしまう。
ありゃまの2位! 続く2回目のGANPOもQ電丸が良い仕事をしてくれ、90%+αくらいの電力でスタート出来た。目標電費1,7km/kWh。そんな状態でもGANPOを大いに楽しみ、1位との差を1秒縮めることに成功す! 2位で上出来だし、他のクルマと競っての成績だからして望外でございます。
公園の中のスーパーSS
ラス2のSSスタート前に1位の松岡選手にシリーズ優勝のお祝いに行くと「やられました!」。プッシュしてスピンし、1秒じゃなく1分1秒差だったそうな。こら慎重に行こう、とはならない。最後まで楽しみたいですからね。しかぁし! SS前に急速充電したら、リーフの電池温度は10セグメント!
イヤな予感的中。走り出しやらセーブモードに入っちゃってる。最高速98km/h。これ以上速度落ちれば50秒差など吹き飛ぶ! ハラハラしながらゴールすると26秒遅れ。何とかTOPをキープ出来ました。最後のSSは900mなので逃げ切れる! 後は慎重に走るのみ。もちろん最後のSSも絶賛セーブモード中。
今までの2戦は厳しい修行でした
ゴールした後も実感無し! ポディウムの真ん中に出るよう指示され、やっと「ホントだったのね!」。ナニを隠そう新城ラリーは出るのを止めようと思ってました。予算尽き、さらにブレーキの改修も必要。けれど読者の皆さんのバックアップで出場を決め、望外の結果になりました。運を使い果たしたか?
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