元徴用工のメチャクチャな判決と、ベトナム戦争に於ける韓国兵の残虐行為(30日)

ベトナム戦争を知っている世代としては一度戦跡を訪れてみたいと思っていた。やっと実現した次第。ということでホーチミンから北西に70kmほど行った「クチの地下道」。アメリカの基地の直近からカンボジア国境に至る200kmに張り巡らされていたトンネルの一部を見せてくれる。先日、池上彰さんがTVでも紹介していたけれど、実物を見なくちゃアカン。

ちなみに池上彰さんの解説、クチの地下道でガイドをしている日本語がとっても上手なベトナム人のガイドさんの説明と全く同じでした。ガイドさんの説明を聞いていて「寸部も違わぬ同じ事を聞いたぞ」と思ったほど。そういうことね。閑話休題。最初に出てくるのが地下トンネルの入り口。ガイドさんから「どこかにあります解りますか?」と聞かれるも全く解らない。

「ここですよ」と葉っぱを払うと出てきました。小さいのはアメリカ人の体格じゃ入れないようするためだという。確かに人が入れると思えない。アメリカ兵からすれば突如ベトナム兵が消える&突如ベトナム兵が出てくるといった状況になります。こんな穴が至る所に設けられているそうな。ガイドさん付いていれば入らせてくれるという。真っ暗らしい。

下も違うタイプのトンネル入り口。トンネルの存在に気づいた米軍は、ネズミをおぼれさせるように水を流し込んだという。なかなか一杯にならず4日間くらい流したそうな。どっこい! トンネルには傾斜が付いており、そのまま川に流れ込むようになっている。加えてトンネルの中は3階建てくらいになっていて、そう簡単に水没しない構造とか。

やがてトンネルの入り口を見つけるため米軍は犬を使い始めるのだけれど、これまた通気口の近所に米軍基地から盗んできた洗剤で洗った布を置くことにより犬を騙したという。そしてベトナム兵を追ってジャングに入り込んだ米兵を待っているのが至る所に作られていた落とし穴。落ちると尖った金属に足など刺さる仕掛け。殺さず大けがさせる。

しかも落とし穴のバリエーションは豊富。どれも「絶対落ちたくない!」という仕掛けになっている。足が入ると両方から金属針が出てくる落とし穴など、針に釣り針のような”返し”も付いており簡単に抜けない。こんな落とし穴に入った米兵はどんな気分だったろう。というかそんな人を見た時点で怖くて動き取れなくなってしまうことだろう。恐ろしい。

下はドアのトラップ。ドアを開けると前からこんなのが飛んでくる。上半分は手で受け止めるだろうから針は少ない。「実行部隊」は下半分だ。上半分を抑えると、リンクされており自由に動く下側だけ人間の下半身を襲う。その場で死ぬことなど無いけれど、針の部分に汚い物質を塗っておけば感染症で危険。ケガ人が出ると戦力大きく低下します。

TV番組で池上さんが紹介していた「履くと前後逆の足跡付くサンダル」だ。手前にカカト。上はつま先。これで歩くと逆に進んだ足跡になる。こういった日常物資や武器などの類いは破壊したアメリカの自動車タイヤや、爆弾などの金属をリサイクルして作ってます。なるほどアメリカも精神的に厳しかったと思う。ベトナム人の知恵や工夫する能力に驚く。

場内に体験射撃場があり、ピストルから小銃まで何でも撃てる。ジャングルの中を歩いているときに「タン! タン!」という音や自動小銃の連続発射音など聞くと、当時の状況をイメージ出来ます。戦争はしたくない。ガイドさんに聞くと「アメリカの人はあまり来ないです」。そらそうだ。いろんな意味でアメリカ人としちゃイヤな記憶でしかありません。

不思議なのは韓国人が非常に多かったこと。というか人ごとのような顔をしてる。韓国の教育は都合の良いことしか教えない。かつて韓国兵がベトナムでどんなに残酷なことをしたのか、おそらく知らないんだと思う。例えば産経はこんな記事を書いている。検索で「韓国 ベトナム戦争 残虐」と検索したら山盛りです。元徴用工の判決を見てもデタラメだ。

個人対個人で接する韓国の人は皆さん良い人柄なのに、国単位になるとなんでこんなんなっちゃうのだろう。

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