原理主義台頭(5月16日)
日本のメディアってヒマで重箱の隅をツツくのが好きなのね、と情けなくなった。朝日新聞の鹿児島版か九州版に「鹿児島のフェリー2隻異常接近」という記事。なんだろう、と思って読むと、乗組員の定年を祝うため200mの距離でスレ違ったのだという。ナニが問題なのか?
社内の運航規定でスレ違うときは600mまで、となっているのだとか。確かに全く知らないフネ同士がスレ違ったりする時は600mくらいの距離を保ちたいところ。されど僚船であり、双方キチンと操船されているのであれば、危険な距離じゃない。定年というハレの日ならありうること。
そいつを極悪の行動のように報道してしまう。こういう原理主義的な報道をするから「面白いこと」が無くなる。楽しいことは原理主義のヤツらにバレようにしなくちゃね。メディアにはツボを抑えている素晴らしい人も居れば、クソみたいな原理主義者もいる。私は素晴らしくないけど前者です。
いや、大手メディアだけでなく、情報の真贋判定は難しい。美味しんぼ騒ぎでも、様々なデタラメが解ってきた。福島のホテルに大量のキャンセル出た、というのもウソ。私らは真実の報道を読みたいのであり、ウソ偽りデッチ上げなんか見たくないす。自分の判断力を鍛えるしかあるまい。
昨日CTの鈴木兄に聞いたのだけれど、量産モデルのレヴォーグがディーラーなどに配車され始めており、試乗したら以前乗ったクルマと全然違うという。私は短かい時間しか乗れなかったので評価を控えたけれど、ベタホメの記事も多かった。もちろん試乗車より良ければ結果オーライす。
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