我が国の食糧自給率は38%。輸入途絶えたら飢え死にか?

我が国の食糧自給率はカロリーベースだと38%程度になる。今まで自給率低くても、お金さえあれば海外から買ってこれるからいい、と思ってました。しかし! 今回の新型コロナ問題により、お金あったって買えないという状況もあるとハッキリ解りました! 今のところ中国だけなので、決定的なことにはならないと思う(されど相当厳しくなる)。

輸入できなくなるのがアメリカだカナダだオーストラリアだとなれば、まず畜産業の飼料でいかんともしがたくなる。和牛だって飼料は輸入に頼ってますから。そもそもカロリーベースで不足したなら、動物より人間の食糧を考えなくちゃならない。総合評価すると食糧自給率は、海外から1年くらい輸入止まっても問題無いくらいにしたところ。

それにはスマート農業しか無いと思う。人件費掛からず、水準以上の収穫量を確保出来るスマート農業なら中国以下の流通コストで葉物野菜や、芋類、豆類など作れることだろう。ここにきて日本全国規模で高齢化&後継者不足のため農業を止める人が増えてきている。国が政策として打ち出すなら食糧難が見えてきた今でしょう! 皆さん納得する。

畜産業も後継者不足に悩んでいる。加えてスマート農業としてハードルも高い。飼料だって輸入しなければなるまい。畜産業は和牛に代表される高付加価値にして世界へ輸出すればいい。後継者不足になったら、その分は輸入でカバーすればいいと思います。とにかく農業政策は全面的に見直す良い機会になる。食糧不足が最も辛いです。

国内市場で自動車産業としての存在感を失って行きそうなスバルや三菱自動車、マツダあたりはスマート農業に乗り出す良いチャンスじゃなかろうか。自動車産業はセンサーの技術から分析技術、機械技術など圧倒的に高い。楽しいクルマを作るのは商品作りの才覚が必要ながら、スマート農業なら実直さだけあればいい。凄いポテンシャルを持ってます。

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