新型3シリーズ、予想以上の進化に魂消る!(11日)
新しい3シリーズを借りました。いやいや立派なサイズである! なんたって4725mm×1825mmは4代目の5シリーズ(E39型)より大きい! 驚くべきことに5速ATの170馬力エンジン搭載の525iは当時545万円! もちろんナビ無し。自動ブレーキ無し。なのに新型320iときたら184馬力の8速AT。ナビ付きの上、最新の3眼カメラ使った自動ブレーキ&運転アシストまで標準装備して523万円。
輸入車の価格、この20年で値上がりするどころか、装備など考えたら実質的に100万円以上安くなった。方や日本車は直近の20年で値上がる傾向。もはやクラウンと3シリーズの価格差は無いも同然になっている。レクサスISあたりと比べたら、全く勝負にならない。誰だって0,0001秒も迷うこと無く3シリーズを選ぶと思う。ちなみに従来型3シリーズとデザイン的にはよ~く似ている。
これは従来型3シリーズ
BMWの新しい戦略かもしれません。今まで3シリーズって新型出ると旧型のデザインが急に色あせてしまい中古車相場ガックリ下がった。今度のモデルなら似てるため、中古車相場も高い値をキープ出来ると思う。となると結果的に乗り換えるときの下取りが良くなるため、既納客を逃がさないで済む。このあたりはBMWにとってギャンブルなのかも。失敗するかもしれません。
ここまで読んで「最近アンタが駄目出ししてるマツダの戦略と同じですね」と思うだろう。マツダも値上げしなければ素晴らしい。ソレハサテオキ。新型に乗ると圧倒的に進化していることがハッキリ解る。まだ60kmくらいしか走っていないのだけれど、例えば3眼カメラとハンドルに高価な接触センサーを採用した運転アシスト。これ、従来型と比べ3段階くらい上の機能を持つ。
スマートキー一つ取っても、近寄っただけでドアロック解除になる。そしてクルマから離れると自動的にドアロックされる。カギのかけ忘れ無し。玄関にスマートキーを置いてあってもリレーアタックに合わない対策だって入ってます。また、試乗車は19インチのランフラットタイヤなのだが、従来型のように安っぽいガタガタ感無し。数日間ジックリ乗って紹介したいと思う。
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