永田ドヤ顔
朝からCX-5で山梨県の長坂へ。吉祥寺で永田を乗せ「やってみ!」。すると「覚悟してました」。ヘタクソ運転判定装置『i-DM』でございます。この装置、走り始めから最長10分くらい数値が出てこない。したがって状況不明。そして突然「最初の判定」を下されるのだった。果たしていかに?
すると『4,8』だって! 望外の評価だ。永田ドヤ顔。なんでオレが永田のドヤ顔を見なくちゃアカンのや! 殴りたくなった。Gの急激に立ち上がる運転をするな、と怒ってきたせいもあるのだけれど、気がついたら丁寧な運転が出来るようになっていたってことです。永田も5年目。実力付いてきたってことなんだと思う。
最近は仕事も入り、少しづつ食えるようになってきたという。考えてみたら永田と同世代のフリーランスって居ない。あと5年も頑張れば、それなりのポジションになるかもしれません。心配なのは次の世代が全く育っていないこと。もし自動車ジャーナリストになりたければ、良いチャンスかと。
条件は三つ。1)5年間くらい他のアルバイト無くても生活できること。2)クルマが猛烈に好きなこと。3)年齢は25歳以下であること。永田によれば「素直なことも重要な条件だと思います」だって。この四つを満たしていれば学歴もルックスも不要。今から5年後は自動車ギョウカイの状況も大きく変わるだろう。
永田の運転で到着した長坂の小沢ガレージは標高700m。気温29度。をいをい! 避暑地だ。エアコンなど全くいらない。吹く風爽やか。ここなら夏でもクルマをいじれる。されど「冬は寒いですよ〜!」。マイナス10度近くなることもあるそうな。ちなみに長坂のあたりは年間日照時間が日本一長いという。
雪も少ないので、太陽光発電を導入するには最適の地域だと思う。中央高速長坂ICの手前左側に世界9カ国27種類の太陽光発電パネルのテストをやっているラボが見えるドコに気を遣っているのか、残念ながらリアルタイムでの発電状況は公表されておらず。こういうのを「ムダな研究」と言う。
CX-5のディーゼルは「満タン法での燃費と燃費計の差」を比べるべく、燃料タンクが空に近くなるまで使ってから入れようとしている。今のところ800km走って最後の4分の1のセグメントが減り始めるところ。あと100kmくらい走って満タンにしてみたい。現時点での燃費計表示だと17,6km/L。
17時からザッカー編集部で伏木センセと安全デバイスについて対談。今日はいつにも増して噛みあわず。明らかな見解の違いは、てんかんなどの人の運転について、私は「アイサイトなど自動ブレーキシステムを義務づけて容認」。伏木センセは「そういう人は運転させないようにし、その代わり社会インフラで移動を担保する」。
私の持論は「技術が人を幸せにする」。伏木センセの「精神で対応せよ」と真っ向から違う。いずれにしろ伏木センセの話は四方八方とっちらかるので、まとめるのはタイヘンだと思う。そのまんま流した方が面白いか?
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国沢師匠、2.3.4はともかく25歳で1000万円(1年200万として)貯めるのは不可能に近いのでは。
もしかしてそれくらい出来ないと、自動車評論家にはなれないのですか。
>「素直なことも重要な条件だと思います」だって。
そりゃそうでしょう。素直じゃなくちゃ、国沢さんの弟子で生き残れない。
フリーランスって、厳しい修行ですね。
永田さん、じっくりと力量を高めていらっしゃるのでしょう。
相当な覚悟が必要ということですし、
もし、可能ならっことでしょう。
それだけ、フリーって、ほんと、「フリー」なのですもんね。
技術が人を幸せにする。
メルセデスにも通じることです。
でも、それもある意味、「修行」とも言えます。
それだけ、人に自由っていう危険を与えないってことにもなるから。
仕事で新人教育をする立場になりましたが、素直な人ほど覚えることや業務の習熟も早いです。
永田さんの言われていることはなるほどと思います。
安全運転のデバイス・・・
難しい問題です。ザッカーを買って考えを深めたいと思います。
熱意だけでも空回りしてしまう難しい仕事なのでしょうか。
項目2)だけは自信があるんですが、今からでは遅すぎるでしょうか?
やはりちゃんと若い時からレールに載っているべきだったのか‥‥