石井国交相、三菱自動車に買い取りを求める(22日)
今シーズンのホンダF1は現在のポテンシャルをキッチリと引き出し、上手に戦っている。おそらく夏までには予選でTOP10に入ってくるだろうし、本戦で6位内の結果も残せると思う。ただし! 何のアピールもしないものだから、メディア側からすればネタ無し。結果的にホンダF1の存在が空気のようになってしまっている。も少し上手に活かすべきかと。
ホンダのモータースポーツといえば国内のスーパーGTが昨年までのF1と同じような状況&雰囲気になってしまっている。開幕戦はビリ争い。モータースポーツジャパンにGT500のNSXを持ち込んでエンジン掛けたりしてたけど、まぁ感じ悪いの何の! 成績ダメなの、解ります。お金使ってマイナスイメージをアピールしてるのだから損です。
三菱の燃費不正問題。メディアからすれば熊本の地震の方が重要と言うことから、一通り報道した後は新しい情報出る度に少しづつ取り上げる程度。このまま徐々に報道量も減っていく? 一方、石井国交相(公明党)が妙に張り切ってる。昨日なんか「三菱自動車に買い取りを求める」。さらに「燃費の測定方法を変える」という発言をしている。
VWのディーゼル不正のニュースを見ての受け売り発言なのだろう。大臣の発言としちゃ単純すぎる。VWの場合、認可に必要な排気ガスのクリーン度を不正によってゴマかした。つまり本来なら売ってはならないクルマなのである。部品の変更などで法規を守ることが出来ればリコールで済む。されど物理的にできないから全数買い取りしかないのである。
三菱自動車の燃費不正は、単に燃費悪かっただけ。JC08燃費の数字を実力通りに改訂し、国から出ていたエコカー減免税を返せばいい。精一杯やるとしても、ユーザーに対して燃費悪かった分を換算し(この場合、実燃費換算になる?)ガソリン代を負担する程度。なんで買い取りしなければならないのか? 石井大臣、調子に乗りすぎ。教育的指導が入ると思う。
三菱自動車が悪いのは間違いない。だからといって徹底的にむしり取るという考え方は日本人の美学じゃありません。燃費測定方法の改訂だって、当の国交省がデタラメを推奨しているのだった。自動車メーカーからすれば、アメリカのように限りなく実燃費近い数値になるような燃費計測方法にして欲しいと思っている。この機にアメリカかヨーロッパと同じにすればいい。
<おすすめ記事>