美味しんぼ(5月13日)

本日フェイスブックに「美味しんぼの件、マンガってノンフィクションじゃなくちゃアカンかったのか、と驚く。今後反社会的な表現は一切禁止なのね」と書いた。だってマンガの世界じゃケンカや人殺しなんて当たり前。孫悟空が空飛んだら、コドモがマネして屋上から飛び出しちゃう。

すると「実名の人物が出てくるのだからフィクションじゃ通らない」という反論。私のフェイスブックは知り合い限定なのだけれど、当然ながら原発援護派の人もいるのだった。そしたら違う人が「よろしくメカドッグの雨さんは実名でした」。赤いペガサスも実名のドライバー出てましたね。

そもそもマンガは継続的に読まれるモノ。美味しんぼを読んでいると、ずっと福島の食材の安全性について紹介されてきた。ここ数回の鼻血問題だけ取り上げられ大騒ぎになってます。鼻血についちゃ個人の印象だし、そもそもマンガ。作家の主張があったって何ら問題ないと思う。

原発推進派だってデタラメだ。どんなことを隠しているのか解らない。むしろ「収束している」という根拠の無い情報を信じ風化していくことの方がずっと大きな問題です。繰り返す。美味しんぼを読んできた私からすれば、福島を応援したい気持ちになりこそすれ、忌避しようとなんか思わない。

もっと驚いたのは「原発で豊かさを享受してきた」と思っている人もいたこと。日本で原発を推進したのは当時のアメリカの方針に他ならない。国策だったのだ。そのアメリカも東日本大震災の後は豆腐のような地盤の日本に原発は無理だという判断をしたらしく、今やナニも言わず。

国策のおかげて世界有数の資源である地熱に全く手を付けず、そればかりか地熱発電出来る地域を全て国立公園とし、開発出来ないようにしてしまう。しかも原発の正当性を出すため、世界一高い電力を買わされてきた。原発で豊かになったの、一部の人達だけでしょ。

放射能について過剰に反応することもないし、逆に安心してもいけない。ちなみに私はスーパーで販売されているモノなら何でも食べるけれど、自分の子供や孫が食べるものを買うときはそれなりの配慮をする。韓国のフェリー事故じゃないけれど、最終的な判断は自分でします。

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