集団的自衛権(5月17日)

集団的自衛権の件、スピード制限のようなモンです。流れに乗って走っていれば、普通に速度違反してる。自衛艦の目の前でアメリカのフネが攻撃されていたら、誰だって「助けて当然」だと思うことだろう。常識的に対応するなら集団的自衛権だのヘチマなどは決めなくたっていい。

実際、南スーダンで自衛隊は韓国軍に弾薬を直接供給した。カンペキに脱法行為である。もっと言えば、目の前で弾切れになった韓国軍が殺されているのを見たら、助けたに違いない。いや、絶対に助けるワな。それで撃ち合いになったとしても、自衛隊を咎める世論にゃならぬ。

記憶に新しいのが東日本大地震だ。自衛隊は法規があるから、救難が必要な人を見ても物資を届けられなかった。一方、米軍は大量の救援物資を積んで被災地に向かい「突然エンジンの調子が悪くなったので緊急着陸し積み荷を捨てたら飛べるようになった」と言って大活躍しました。

でも助けてやることを明確にすれば、今度は「どんな時でも集団的自衛権を行使できる」みたいな解釈する右派が出てくる。そらマズいだろうという意見出るの、当然だ。本来ならグレーのままで臨機応変に対応すればいいと思う。でもそれじゃ原理主義者はガマン出来ないのだった。

制限速度を上げると、事故が起きた時に必ず「なんで制限速度を上げたんだ!という輩が絶対出てくる。私は制限速度を上げず、流れの速い場所なら見逃し、危険な場所だけキッチリ取り締まるような社会が好きだ。あうんの呼吸が難しいなら、やっちゃイケナイ状況を全て明記すればいい。

午前中WRCメキシコの収録。久々に「調子に乗った人」を見た。ラトバラ、最高に面白い! やっぱし滑った転んだの多いラリーって、見てて飽きないです。初回の放送はJスポーツ3で日曜日夜19時45分~21時15分。何回か再放送もあるので、ぜひとも御覧ください。

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