電気自動車
午前中原稿書き。昼からリーフに乗ってVWゴルフの電気自動車の取材のため台場へ。VWは2015年に(2014年秋)電気自動車を市販すると言ってる。一方、私は電気自動車を1年前から普通に使ってます。冷静になって考えてみたら、三菱自動車や日産って凄いことをやってるんだと思う。
追記・その後、日本では2013年発売と発表。
プリウスを買ったのは15年前のこと。当時、最新技術だったリチウム電池を搭載した日産の電気自動車に試乗した際、助手席に座った技術者から「エンジン音がしないでしょう!」と自慢げに言われたけれど、試乗会場に行くときも帰るときもモーターのパワーで走り出すプリウスに乗ってました。
北京ショーでも釜山ショーでも電気自動車は明日の乗り物という位置づけ。珍獣扱いです。直近の1年でいくつかの電気自動車に試乗したけれど、メーカーの皆さん全てが市販に向けたハードルの高さを訴えるから面白い。逆に言えばi-MiEVやリーフに乗ってる人は時代の先端にいるということか。
もっと言えば、リーフが発売されて1年経つのに、試作車やコンセプトカーを含めリーフを超える性能を持つ電気自動車は出てこない。そう考えるとタイしたモンだな、と思う。しかもこれだけウルサイ奴が乗っていて、ディーラーの充電対応以外、ほとんど不満ないのだから。デカール張ったらカッコも気にならなくなった。
埼玉日産は太い
そう思いながら帰りがけにレンボーブリッジ渡ったトコロにある日産ディーラーで充電しようかと思っていたら、火曜日でありましたな。東京の日産ディーラーって、24時間解放を目指しつつある神奈川や埼玉と比べ細い。日産のディーラーがその気になれば、もっともっとリーフは乗りやすくなるだろう。
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おっしゃるとおり、
こうやって市販EVが増えている日本って
改めて凄いと思います。
VWがどう仕上げてくるのか楽しみです。
きっとこの試乗会の情報を日産や三菱は分析し、
次のEVとどうかを検討していることでしょう。
大きくて豪華なクルマは中国やインドでしょうが
そこに、EVも切り込めるはずです。
♪ひゃくぱーせんとでんきじどうしゃ♪♪〜でお馴染みの日産リーフ、今日も高田馬場駅の近くで走っているのを見ました、法人タクシーとして。
CO2をハイブリッドのプリウス並みに出すは、充電一回当たり160kmほどしか走らないetc、クルマとして問題も多い同車ですが、通過音が♪シュルルル ピピーン♪〜といった感じでそよ風程度に殆ど無音なのには心惹かれます。
それにしても今日は高田馬場駅前の日本語学校の留学生アパート管理会社で仕事の打ち合わせを行った際に「7月から入居予定の」我が日本語学校のベトナム&ネパール人留学生、経済的事情から(そう、はっきり言えばお金がないため)一旦は契約した日本留学を棚上げせざるを得ず、本来10人入居する予定が4人しか(7月期では)入居しないとのこと―3.11以降の我が国情勢が流動的であるのと同時に、近年の成長株として「金の卵」呼ばわりされるインドシナからインド/ネパールに至るアジア各国もまだまだ発展途上で、表面的な目覚しい成長も内側には根深い未解決問題を無数に抱えている現実が浮き絞りにされ、それは「電気自動車の今後」とも連想率で被ってしまうのも興味深いです。
充電器の国際規格への適合他、我が国の国策の一つである「電気自動車」生産への国家絡みの支援の去就も、3.11以降の脱原発を主軸にする新エネルギーとそれを生かしたインフラ開発も、根本の部分では重なっていると思いますが如何でしょうか。