高齢者には軽トラックの自動ブレーキ付きマニュアルが最適だと思います(22日)

高齢者の運転をどうすべきかという点、なかなか難しい。身近な人だと「運転するな」と言えないです。かくいう私も身近に高齢ドライバーがいます。更新時の認知症判定は全く問題無し。直近の10年くらいは乗用車に乗らなくなり、同じくらいの時期からAT車に乗らないような環境を作った。ということでハンドル握るのは750kg車とサンバーです。どちらもマニュアルミッション。

MT車+自動ブレーキが理想的です

それでも心配になってきたため、先日、ステレオカメラ式自動ブレーキ付きサンバー(ハイゼット)に乗り換えてもらった次第。もちろんマニュアルです。マニュアルならペダルの踏み間違えで暴走する可能性極めて低いし、足元がおぼつかなくなったらクラッチミート出来なくなると思う。サンバーの自動ブレーキ、有り難いことに歩行者も認識してブレーキ掛けてくれる。

サンバー/ハイゼットの自動ブレーキ試乗

次なる関門は「運転感覚」だ。加齢が進むと空間認識能力が低くなり軽トラックサイズでもブツけるようになってくる。軽いウチは単純ミスかもしれないが、大きなダメージはそろそろ”上がり”のサインだと認識すべきだ。出来れば簡単なモノでいいからドライブレコーダーを付けておき、車体のダメージ負っていたらどんな状況でブツかったのかチェックして頂きたい。

クルマをブツけるケースが続いたら、何としてもクルマを卒業してもらうべきでしょう。もっといえば、それ以降に起こした事故は、全て家族の連帯責任だと私は考えます。クルマの運転って危険を伴う。他人に迷惑を掛けると判断した時点で何とかしなくちゃならんです。ちなみに認知症だとクルマをブツけても覚えていない。どこで当てたか聞いて「?」だったらもうアウト。

話をして納得しないようなら、カギを隠すか、バッテリー端子を外すか(器用な人だと繋いじゃいます)、それでもダメならプラグコード外す。どこかのヒューズ抜いて置くのもいい。もしディーラーに修理に出すというなら、その状況を動画に撮っておき「修理に出している」と根気よく説明してあげるのも良いかと。いずれにしろ物理的に運転出来ないような対応をしてください。

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