1月22日
オバマ大統領就任の日に米国の株価は大幅に下げた。そらそうだ。国民に対し「ガマンしてくれ!」と訴えたのだから。当然の如く消費は当面期待できまい。アメリカ人にとって、大統領とは有り難い教えをしてくれる牧師のような存在なんだと思う。自由の国アメリカながら、もはや「贅沢は敵」みたいな雰囲気になっていくか? それにしても経済情勢は日を追う毎に悪くなっていく。これまで派遣社員や期間工だけクローズアップされてきたけれど、そう遠くないウチ、ほとんどの日本人が「こら厳しい」という認識を持ち始めるだろう。正社員だって安閑としてられない、ということです。何度も書いてきた通り、最低でも2年の食い扶持は確保しておきたい。ちなみに現金(貯金や国債を含む)を持っていれば安心かとなれば、そんなことありません。破綻はイッキに訪れると予想する。ドルもアブない。強いて言えばユーロや資源のあるオーストラリアドルか? 金(ゴールド)は食えないからホントに困った時にゃ足下を見られちゃう。冷静に考えると米か? 食い物は強い。こう書くと「また国沢の戯言が始まった」と感じるかもしれないけれど、今やどうなってもおかしくない。保険を掛けておくべき。そうそう。家を持ってない人は、固定金利でお金を借りれるなら是非とも買っておくといい。破綻すれば下を見て100倍のインフレ。やがてタダみたいな返済額になると思う。
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