10月5日
パシフィコ横浜で行われている航空宇宙展に行く。一度パシフィコ横浜にある『ぷかり桟橋』へフネで乗り付けてやろう思ってたんだけど、やっと実現しました。夢の島から渋滞無しの約1時間。駐艇料は2千円であります。
三菱重工のブースに行くと『MRJ』(純日本製のコミューター機)の模型とモックアップが飾ってあった。なかなかカッコ良い! YS11に続く国産旅客機は離陸出来るだろうか? 大いに頑張って欲しいと思う。レイセオンには先日迎撃テストを成功した『PAC3』(パトリオット迎撃ミサイル)の実物大模型が。イメージしていたより大きいのに驚く。姿勢制御用のロケットモーターなどの構造もよくわかった。ただ飽和攻撃(打ち落とせないほどのミサイル攻撃)されたらオシマイです。何と言ってもシビれたのが『ネ-20』。終戦間際に現IHIの種子島大佐がメッサーシュミットMe262に搭載された『BMW-003』の全体図面1枚だけ見て作り上げたという初の国産ジェットエンジンである。敗戦の8日前に、これまた中島飛行機(現富士重工)の技術者がMe262の資料だけ見て作り上げた『橘花』に搭載され、木更津飛行場で1回だけ飛んだ。おそらくIHIのOBと思われる大先輩がエンジンを前に熱弁を振るってました。臨時ヘリポートに行ったらエクシーガのステッカーを貼った富士ベル205が! ベトナム戦争映画で出てくる『ベルAH-1』と同じタイプ。2枚ブレード特有の「パタパタパタパタ」という音を出す。いやいや航空三昧の日でした。
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