Q太郎
Q電丸の三輪さんから連絡あって「QTaLoというのがデビューしますので見に来てください」。東京ビックサイトで行われている『危機管理産業展』へ。初めて行くイベントなのでキョロキョロしちゃいますね〜。多種の防犯カメラに始まり、洪水用のシェルター。刺叉を振り回している人とかもいたりして。
こんな新聞もあるのね!
Q太郎も非常時用ということであります。簡単なコンセプトを紹介すると、基本的には故障車などを運ぶローダー(ベースはデュトロのハイブリッド)。通常業務としちゃ普通のローダーと同じだと考えて良い。しかし! 床下に電気自動車に中速充電出来る20kWの電力供給装置を持っているのだった。
例えば高速道路上で電欠したとする。現状では引っ張って充電出来るところまで運ぶのみ。急速充電器が近所になければ、相当の時間的ロスになる。走行中に充電出来るQ太郎ならローダーに乗せ、充電しながら次のSAやPAまで走行。そこから普通に電気自動車として走れるという寸法。
さらに20kWの発電能力を持っているため、緊急時や災害時には100Vで200Aの電力を供給可能。200Aあれば、60Wの蛍光灯を3千本以上点灯させられる。停電した地域の夜間照明くらいカバー出来ちゃうのだった。なるほど「危機管理産業」だと納得。『あかつきトーイングサービス』が導入します。
クルマと密接に関係しながら、今まで全く知らなかったギョウカイとあって面白い。上でリンクしたWebサイトを見ると「なるほど!」と思う。電気自動車が増えれば、こういったサービス車両を地域に一台くらい配置しなければならない。非常時に使える、という副次的な魅力も大きいかと。
<おすすめ記事>