1億円あればなぁ~(9日)

三菱自動車の元気の無さは、ミラージュの販売台数に出ている。7月はボーナスシーズンで毎年良い数字になるのだけれど、416台しか売れていない。このクラス、言うまでも無く日本市場で大きい。不振の日産すらノートを1万台近く売っているし、ハイブリッド無しのスイフトだって3809台だ。

最近の三菱自動車を見てると「やる気」や「売る気」を感じない。先日も書いた通り「ナニかやろうとすれば様々な理由をつけて止めろと言われ、ナニもやらなくたって出世できる」からだろう。益子さんが社長の時に会社の方針として「ピストンエンジンはアピールしない」と決めて以降、全社的に捨てた感じ。

スウェーデンで開発していたミラージュのR5仕様も、三菱自動車本体が全く助けてあげなかったものだから頓挫してしまった。もちろん三菱自動車にも「やりたい!」という人はたっくさん居る。詳しく話を聞くと「やらせてもらえないんです」。一方、経営陣に近い人に聞くと「そんなことはありません」。

私らにとって一番身近な「三菱自動車」である広報部の人達は頑張っている。ランエボのファイナルエディションの試乗会を行ったり、スターキャンプもそう多くない参加メディアの数ながら、部長を除くほぼ全ての広報部員が参加して車中泊。会社としては夏休みだというのに。

普段、お金持ちなりたいとは思わないけれど、1億円あるならスウェーデンに行ってミラージュのR5を2台買い、帰り道に相川社長に直訴してホモロゲ取得をお願いし、来シーズンのアジパシに出場してみたい。足は喜多見さん居れば仕上がると思います。日本での販売台数もきっと増える。

いや、1年間だけやれば、きっと元気出てクルマも売れ「もう国沢なんかに任せておけない!」と三菱自動車が勝ちに行くことだろう。成績良ければさらに売れる。ミラージュのスペシャルモデルだって作ることだろう。ということで回り始める。最初のキッカケだけ作れればいいのだ。スポンサーいないかしら?

といったタイしてお金掛からず、ブランドイメージを引き上げたり元気を出す方法はいっくらでもあると考えます。アウトランダーPHEVでラリーレイドもいいけれど、高額車のユーザー層は三菱自動車から離してしまっているし、人気の主流はディーゼルに移行しつつある。プランBが必要だ。

と、エラそうなことを書いているが足下はミライとS4作りで金欠です。本日CBX1000のエキパイ排気漏れの修理に出した。なおったら泣く泣く手放して資金作りだぁ!

 

 

 

 

1992台3809台

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