10月30日~11月4日
10月30日 朝から原稿書きや、いろいろな連絡など。新潟の状況を調べてみると、物資やお手伝いの人は十分足りているそうな。連日ボランティアがたくさん集まっている様子。だとすると同じことをやっても仕方ない。というか、困っていることに対してお手伝いするのが本筋だと思う。そこで阪神淡路を体験した人に聞いてみたら、交通手段があったら嬉しかったとのこと。
なるほど被災地域はタクシーやバス、鉄道の便無し。クルマを持っていない人は、行きたい場所があっても気軽に行けないワケ。新潟の場合、高齢の方も多いから大変じゃなかろうか。ボランティアの人達の移動だって必要だろう。そこで現地の”足”になれるようなシステムを作りたいと考えた。「出来ること」をリストアップし、準備したい。
10月31日 阪神淡路の時に便利だったのがバイクだったそうな。そこでホンダに「原付スクーターを3台ほど貸してくれませんか?」と聞いてみた。すると「いいですよ! ヘルメットも一緒に貸しましょう」。
ニーズがあるかどうか不明ながら、こいつを新潟に運び無料レンタルのシステムを作ろうと思う(もちろん乗れるかどうかのチェックは必要。パイロンを持って行き、基本的な操作ができるかどうかを確認してから乗ってもらうつもり)。対象は避難している方と、ボランティアの人達。
とりあえず被災地域は宿泊施設や食べ物、トイレなども不足しているため、自前で全て用意しなければならない。必然的に越後湯沢をベースとして動くしかありません。長岡や小千谷は距離的に難しいので、六日町側の避難場所へお手伝いしに行きたいと思う。いずれにしろ復興は落ち着き、TVや新聞のニュースにならなくなってからが本番です。
11月2日 東京モーターショーのプレスディ終了後、ホンダに寄ってスクーターを積み込む。軽トラックだと3台ピッタリ積めます。山崎君はモーターショー会場から品川の三菱に寄り、新潟に持っていくグランディスを借りに行く。
11月4日 日産でプレサージュを借りる。どうやらミニバンの需要が大きい模様。一度家に寄って準備し、湯沢に向かう。到着すると何ら変わりなし。安定性悪そうな人形や、部屋に立てかけてあったスキー板まで倒れていないほど。このあたり、あまり揺れなかったようだ。山崎君に話を聞くと、川口は最も厳しい状態にあるような感じ。まだ混乱しているそうな。どんなことが出来るか解らないけれど、明日から一生懸命やってみようと思う。
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