3日目もトラブル出ながら何とか完走す! 今日は小島コドラのレポート
3日目もなんとか完走。本日は1000mもの丘をイッキに駆け上ったり、アップダウンのある山岳地域の連続。スバル360伝説の箱根越のような走行状況が下を見て5回はあったほど。東名道の大井松田~御殿場間や、関越道の渋皮伊香保~赤城の登りの2倍の距離というイメージ。
当然の如く速度は落ちる。比較的勾配の少ない高速道路で60km/hが一杯(登坂車線ないと怖いです)。一般道だと40km/hしか出ないような坂も多数。こういった道でも競技区間の指示速度はそれぞれ80km/hとか72km/hとくる。こらもう全く勝負になりません。
そもそも2~3日は本来の競技というより練習のようなものだと割り切っていた。ナビゲーターも全くの初心者だし。ところが、でございます。この日のコーマ図(走る場所を指示する書類。距離や時間など無く文字しか記載されていない)はベテランの皆さんでもロストコース続出。
なのに小島さん、この日は一度もミスコース無し! というか、スタート以後、全ての計測ゲートを通過出来ている。タイしたモンです。しかも経由地で信じられないくらいたくさんの人に話しかけられるのだけれど、いつもニコニチ対応してます。以下、そんな小島さんのレポートを。
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3日目のスタートは少しゆっくり。良く寝て疲れも少し回復したので、新しい気持ちでレースをスタートできた。レース中はコマ図を見て、看板を探し続ける。なのでなかなかゆっくりと景色を楽しむ事は出来ないのだ。しかし小さな町の中や、田舎の道は20から40キロぐらいのスピードで走る。
今日のコースでは広い土地に建つ大きな家に、お庭の芝生は完璧に整えられ、馬やロバ、牛などがいる場所を走った。のどかで自分が競技中でる事も忘れてしまう素敵な田舎道。芝生をキレイにしているおじさんや、庭から応援してくれる、子供や家族がみんな手を振って応援してくれるのが嬉しかった。
牛も放牧されている場所にある沼?のようなところで水浴び。初めてみる家の敷地で牛が水浴びにびっくりした。本当に時間がのんびりとしていて止まったかのようなのどかな風景に気持ちがほぐれた。アメリカの田舎のお家の共通点はどこもブランコと玄関にイス、驚くほどに綺麗整えられた芝生。お家の外見も本当手入れが行き届いて綺麗だった。
フリーウェイを走るとどこまでも続く広い空に感動し、田舎では広大過ぎる広い土地に広い広い畑。観光では絶対に来ない場所を通るこのレースの楽しみ方の1つを感じられるようになった3日目だった。明日からは他の参加とももっと積極的に話をし、グレートレースの競技以外の素晴らしさを発見出来るようにと思っている。
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