70周年のポルシェ、ケイマンのラリーカー登場!(16日)

今回70周年を迎えるポルシェがWRCドイツでケイマンのラリー車を走らせると日本じゃ大いに盛り上がっていました。カッコ良い写真も事前に公開されていたほど。競技に出るのかと思いきや、なんと『VIP』という扱い。前走車の前の「最初にSSを全開で走るクルマ」でありました。2014年にMIRAIでココを走った時もVIPナンバー。

MIRAIの時と大きな違いはセレモニアルスタート。下は世界文化遺産の前で華々しく行われた2014年のスタート。けれど今回セレモニアルスタート無し。VIPナンバーのケイマンも、上の写真の場所から普通にスタートしていったのみ。考えてみたらMIRAIはたくさんの観客の前でファーストカースタートさせてもらい、スンゴク目立ちました。

スタートが大きな街だったトリアーから小さい街になったことでドイツラリーは少しブランドイメージ落ちたと思う。競技者からの評価も低い。木曜日は15時に小さい街まで行き、私ら20時40分まで待機。すでに競技は始まっているため4時間40分の間、ナニも食べらない(飲み物は主催者が用意してくれた)。お客さんの数も少なく、イベント盛り上がらず。

本来ならラリーカーを並べてお客さんがたくさん見に来るショーみたいなことをやるのだけど、下の写真の通り閑古鳥啼いてる。しかも小さい街なので競技車両も渋滞に巻き込まれるなど、みなさん不満タラタラ。もう少し工夫すればいいのに、と思う。愛知や岐阜でWRCを開催すると、けっこうな観戦者になることだろう。渋滞作らないような配慮が必要です。

木曜日は19時より街中で行われるスーパーSSからラリーが始まる。私らの出走予定時間は21時15分頃。着いたらすでに大幅な遅れが出ており21時50分の時点で6台待ち(12分ということ)。やっと始まるぞ、と準備したら派手なクラッシュあってコースがぐちゃぐちゃに。なんと最初からステージキャンセルになってしまいました~。そのまま車両保管。

サービスパークに戻ったら、もう22時30分。本日は整備できないため誰も居ないだろうと思っていたら、ポーランドチームの皆さん待っていてくれ「クルマのコンディションで悪いところはないか?」。飯抜きかと諦めていたのにMスポーツのシェフが私らの分を作っておいてくれました。こんなロートルドライバーに対し、とてもよくしてくれていて感激です。

ということで本日は初めてフィエスタR2のハンドル握り5kmのシェイクダウンコースを2本走行。まともに走れるかどうか心配していたけれど、もしかしたらイケそうな感じ。1本目こそドラポジ合わずLEDのバーで表示されるタコーメーターが全く見えないしクルマの特性も全く解らず全く噛み合わなかったものの、2本目になって何とか手応えありました。

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