86のマイナーチェンジに驚き、その足で防弾車の怪説(5日)

早起きしてマイナーチェンジした86の試乗会のため富士スピードウェイへ。足回りのモディファイとカタログスペックで7馬力のパワーアップということなのだけれど、ショートサーキットを走り出して驚いた! てんで良いぢゃありませんか! 詳しい情報はベストカー7月26日売り号で紹介するけれど、そもそも馬力向上は7馬力なんてイメージではない。

ハンドリングも2ランクくらいバランス良くなり、コントロール性ときたら素晴らしい! マイナーチェンジした86に乗ると「これぞFRの楽しさだね!」と思う。多田さんがタイヤ性能を上げなかったのは見識だ。お金に余裕ある従来型乗りなら、乗り換えをすすめておく。そしたら前期型の中古車が出回り、若いクルマ好き達も楽しい楽しいFR車を買えるようになる。

中古車で買ったらサスペンションをお好みにして、タイヤのグレードをホンの少し下げてやれば、十分楽しいクルマに仕上がることだろう。さてさて。本日一番驚いたのは、多田さんがアルミテープを貼ることによって空力特性やハンドリング変わるというプレゼンを行ったこと。横10cm。縦1cmくらいのテープで良いそうな。今や当たり前になったアーシングみたいなことか? 

プレゼンではテープの有無による空気の流れを比較。ハンドリングやブレーキング、乗る心地にまで聞くという。聞いていて「だとしたら同じようなカタチをした既存のアフターパーツも効くってことか?」と思ったのと同時に「アルミテープでいいなら安く済む。私も試そう!」。貼る場所によって効果が違うそうなので、少しばかり取材してから報告したいと思う。

富士スピードウェイから汐留の日本TVへ。6日朝のZIP! という番組で防弾車を取り上げるので短いコメントを依頼されたのだった。ジツは35年前のベストカーガイド編集部員時代に防弾車を取り上げてから、ずっと取材対象であります。資料もけっこうある。なんで私が詳しいことを知っていたんでしょ? 本日はレクサスLS600hの防弾車。日本なので、拳銃レベルです。

防弾車メーカーの方がいたので聞いてみたら、日本の場合、ニーズ多いのは拳銃やショットガン、サブマシンガン対応レベルとのこと。例えば窓ガラスは内側にポリカーボネートを積層した20mm厚。アーマーはダイニーマやアラミドなど使った樹脂である。もちろん屋根とフロントとリアのバルクヘッドにもアーマーが入ってます。地雷は未対応。

タイヤは中子の入ったランフラットで、60km/hで30km程度走れるという。さすがに防弾車を運転したことは無かったのだけれど、本日、短い距離ながらハンドル握ってみました。当然ながら86と全く違いますね~。日本製ということもあり窓が15cmくらい開く(普通は開かない)のだけれど、動かすと車体がグラリと揺れる! 窓ガラス、どんだけ重いのよ!

もし皆さん興味あれば、たまには防弾車のウンチクなど紹介しましょうか?

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