ややや! リーフだ
あるガレージに行ったら下のようなクルマが入っていた。何だか解りますでしょうか? Cピラーの周りを見るとリーフでございます。「リーフですか?」と聞いたら「ふふふふ」だって! ちなみに写真は使って良いとのこと。いわゆる全バラ状態である。窓ガラスまで外してある。車体補強を入れる、ということ。
最初、車種がワカラズ
相当に気合い入った競技車両を作っていることは間違いない。競技車両かと聞いたら「そうです」。どのジャンルか聞くと「ふふふふ」。とはいえ考えられるのは全日本ラリーか全日本ジムカーナくらいのもの。ラリーでも地方選だったらここまで気合い入れまい。ダートラは電気自動車と相性悪そう。
なるほど電気自動車にとって重要なのは「電気自動車だけの競技」じゃないと思う。もちろん電気自動車だけの競技で切磋琢磨するのは素晴らしいことながら、あくまで仲間内の戦い。されど電気自動車の実力を理解してもらおうとすればガソリン車とガチで戦うべきだ。何より夢を感じる。
作っているガレージに聞くと「楽しいですよ〜! 全く新しいことをやってますからね!」。当然ながら部品は全く無いという。そこでロールゲージはグループNと同等の強度持つクロモリ使ったワンオフ。ショックアブソーバーも別タン付きワンオフ。アンダーガードはプレスし、LSDまで作っちゃうという。
凄い! 製作過程の取材はしてもいいというので、進展あったらレポートします。果たしてどんな競技車両に仕上がるのか? デビュー時期を訊いた「7月下旬から8月上旬の間です」。もしかして全日本ラリーのモントレー2013? 電気自動車の伝道師としちゃぜひとも見に行きたい。
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次のレポートが楽しみです。
充電をどのようにまかなうかなど、知りたい事が一杯です。
ジムカーナかと思いつつ、でも非常に楽しみにしております。
やっとリーフを「自動車」として扱ってくれる時期が到来しましたね。
電気自動車も「特殊児童」からいよいよ脱却か!
他のガソリン車と伍してラリー・レースに参戦とは壮大なロマンが感じられて実に魅惑的ではないか。
これを契機に、一回の充電で航続距離450km実現ひいてはリミッター解除/設定見直し用のキット/パーツが発売されれば理想的に違いない―時速210-220km/hで走るリーフなんて見たくてブチ切れそうだと言っておく。
丸裸にされたリーフ。
きっとプロの目で見れば、一目瞭然なのでしょう。
そんな話も聞きたいですね。
ふふふという笑みに
このクルマが、クルマとしての基本がしっかりしているって
わかります。
アブガスならぬ、アブエレなんてものがあったら尚面白いですな。もしラリーだったらリフューエルなんかどうするんだろうとか要らぬ心配をしてしまいます。いやぁ本当に楽しみです。完成後のカラーリングにも期待!!