リーフでラリー
すでに慧眼の読者諸兄から見抜かれてしまっていたが、骨格見本になってるのはウチのリーフです。本来なら80kg軽い新型にしたかったのだけれど、当たり前の如く御予算なし。ウチのリーフもヨメにナイショで持ち出したほど。加えて喜多見さんと小澤さんは「やるならホンキ出しちゃうよ!」。
始める前に小澤さんに「どの程度の予算を用意しておけば?」と聞いたら「そんなに掛かりませんよ」。喜多見さんは解脱した人なので、夢にお金の話をしない。ということで大雑把な算段をしてラリー車製作に突入したのだが、見てると前述の通り全く妥協せず。全部ワンオフ! LSDまで作らせちゃってる。
リーフのデフ。前期型と後期型で違う!
小澤さんに確保していた予算を伝えると「解らないですね〜」。何とか制作費+2戦分の費用を確保していたけれど、早くも溺れそうになってます。いや、溺れること確実か。そうそう。2週間前くらいから「凄いヲジサン」が加わっている。まだナイショにしといて欲しいというので隠すけど、超強力です!
間違いなくカッコ良いラリー車に仕上がると思う。私にゃもったいないくらいのメンツだ。ただラリー車作りは修行の連続! 電池を安全に降ろす手順が解らず3日間遅れ(最後は小澤さんがオレが死んだら女房子供を頼む、と言ってカプラー抜いた)、今でもABSや姿勢制御装置VDCをどうやってカットするのかで悩み中。
アクセルペダル戻したときの回生を多く取るようなソフト変更についちゃお手上げ状態。ベテラン揃いのヲジサンも制御系統はハードル高い。只でさえ航続距離の問題を抱えているのに電池だって3年と2万km走ってるため、おそらく容量減っているかと。リーフ本来の性能に届いていない可能性あるのが残念だ。
とりあえず今年は精一杯頑張ってみようと思う。電気自動車のポテンシャルの高さに気付いた予算潤沢な人達が来シーズン出てくれば使命は果たせる。電気自動車の将来性について意気投合した志賀さんに少しだけ自慢出来るというモンだ。最初の目標は「ガソリン自動車にSSで勝つ!」ことであります。
本日小澤さんに電話したら「何とか格好になってきましたよ」。喜多見さんの作品となるネオチューンの足回りもスンゴク楽しみ! 計画だと20日あたりにシェイクダウンとなってます。お時間ある人はぜひ7月27日と28日に渋川近辺で行われる『モントレー2013』を見に来てくださいまし。
<おすすめ記事>
バッテリー取り外しは以下のページの情報が役にたつでしょうか?
http://www.nissan-global.com/JP/ENVIRONMENT/A_RECYCLE/BATTERY/
ご安全に!
今年はカンパの募集はしないのでしょうか?
本当にわずかながら参加出来たらなぁと考えています
みんなオウンリスク、国沢さんは万一感電しても、笑って昇天しますよ。きっと。
志賀さん、ここでいかないでどうする!
ゴンゴンに散々押さえつけられた日産の熱き血潮を解放して〜!
by 22年来の日産スカイラインオーナー
雀の涙程ですが,カンパの募集があれば同じく応援させて頂きたいです.
グラベルだと軽量化で横滑り防止装置が働きまくりでアクセル踏めない予感が・・・そこら辺の対策が公開されればモータースポーツも新時代ですね。
志賀さんの若い頃は二代目バイオレットをイジっていたという記事をベストカーで読んだことがあります。
モリゾウさんと違い、クルマ好きと言う点では「ムッツリ」だと思いますが、ムッツリ〇〇〇の方がフツーの〇〇〇よりも〇〇〇度が高い傾向があるので間違いなくコッチ寄りの人物でしょう。
鈴木修さんが居なくなったらスズキはどうなってしまうんだろうかと余計な心配をするのとは逆に、アッチ寄りのゴーンさんが居なくなったら日産はどうなるのだろうかと余計な期待に胸が膨らみます。
いつも楽しく読ませて頂いています。ありがとうございます。
本当に気持ちだけでしたら、カンパしたいと思いますが、今回は募集なしでしょうか?
やっぱり!と言うか自然な流れですね(笑)
日産は何をしているんだ。
「ラリーの日産」を電気自動車で復活なんて、こんなかっこいい話はないでしょう!
わずかですけど、応援したいです。カンパ無いんですか?
先月発表になった日産リーフ用アフターパーツ「nisumoパフォーマンスパッケージ」ですが、
その中に「スポーツリセッティング(単品販売可能)」¥136,500
と、いうのが有ります。これは、専用VCMに交換するキットのようです。
特徴としては、加速性能強化とECOモードでの航続可能距離延長をはかっています。ひょっとしたらこのキットがラリーに使えるかもしれません。
ラリーカーの魅力の一つに排気音がありますが、電気自動車の場合はどういう音になるのでしょうか?。