リーフのラリー車

辛坊さんのフネを壊したのは漂流物だと思うけれど(特に流木は半没状態になっている)、ごく普通に遭遇するトラブルでもある。今回1200kmという距離だったから何とかなったものの、日本からもアメリカからもハワイからも遠い北太平洋のド真ん中だったら最低で3日間くらい覚悟しなくちゃならなかった。

海上自衛隊にとって重要な「作戦」だったに違いない。US-2だけでなく対潜哨戒機P-3Cまで飛ばした。着水しているUS-2を撮影している機体もあったのだった。もっと驚いたのは日没後の着水。本当に難しかったと思う。大手柄だ。日本TV、救難活動を行う海上自衛隊と海上保安庁の2時間番組ですね。

昼前に突如「バイトが来ない」という電話。急いで中野に行き店員さんに変身す! 納得行くうなぎを出せていれば、楽しい仕事であります。皆さん美味しいそうに食べてくれますから。今日も病み上がりで食が細いと言うお客さんにゴハンほんの少しと頼まれたけど普通に盛る。そしたら残さず食べていただきました。

6232_002

ボディ補強中でした

15時過ぎに違うバイトの学生さんが来たから、リーフのラリー車作りを見に行く。ロールゲージを組むためのボディ補強中で、週明けから本格的な作業を開始するそうな。やっぱり相当凝っており、LSDはワンオフで制作中とのこと。アンダーガードやドア内張なんかドライカーボンを使うのだとか。

足回りはピロボールへ。サイドブレーキも電気式から油圧のハンド式に交換。ブレーキはフロント4ポッドときた。作業内容を見るとグループNのTOPクラスを走ってるようなラリー車である。パーツはシートがブリッド。タイヤがヨコハマ。ブレーキBRIG。ただ「SSをフルアタックしたら電池が持たない」。そうでしょうね〜。

6231_002

赤いシートはブリッド

全日本ラリーの予定を見ると、最長で1レグ100kmという感じ。ウチ、25kmくらいのSSが含まれる。アップダウンの多い山道を100kmを走るだけでギリギリ。フルアタック出来るSSは2〜3本だと思う。でもモータースポーツの明日を考えれば、太陽光から作ったエネルギーで走れる電気自動車は素晴らしい。

<おすすめ記事>

1 Responses to “リーフのラリー車”

  1. applefanjp より:

    師匠、このリーフ。
    ワクワクしますね。
    どんな走りを見せるのでしょう。
    きっと大勢の観客の前を
    ヒューンって音をさせて
    ざざざざざぁぁぁぁぁ!ってタイヤが地面を蹴る音がして
    走って行く。
    みんなが呆然とそのサマを見つめる・・・。
    楽しいじゃないですか!
    こりゃ、期待しちゃいます!
    日産のワークスにゃできない。
    それを超えたマシンが生まれようとしていますね。

このページの先頭へ