VW、ディーゼルを止める(14日)
VWが次期型フェートンをピュアEVにしたり、ディーゼル戦略を大幅に見直すという指針を打ち出した。このニュースを見た一般メディアから「VWはディーゼルを止めるのか?」という問い合わせがいくつかあった。結論から書くと、VWがディーゼルを止めるという選択肢はほとんど無いと考える。ディーゼルに変わるパワーユニットなど現時点じゃ存在しないからだ。
よく見るとディーゼルはNOx触媒を止め、尿素SCR式に変えていくと言ってる。こらもう当然の流れだろう。耐久性や、次世代の厳しいNOx規制を考えれば尿素SCR以外に対応できまい。マツダだって次の規制をクリアしようとすれば尿素SRCを考えなければならないと明言してます。逆に尿素SCRが普及していけば、SUVやミニバンなどのディーゼル化が進むかも。
また電気フェートンはテスラ・モデルSの成功を見て、ポルシェ開発の電気自動車『ミッションE』にトラッドな4ドアの皮をかぶせる企画だと考える。電気自動車って上物の自由度極めて高い。スポーティなミッションEと全く違う雰囲気のボディを作ることくらい簡単にできることだろう。VWはなるべく早く次のビジョンを見せなければならない状況に追い込まれたワケです。
何だかイッキに冬になった。今夜から北海道に入ってくるのは10月中旬と思えないほど強力な寒気らしく、初雪が根雪になる可能性も出てきたという。地球温暖化(ぷっ!)のため今年の冬の訪れは早い。本州も降雪地域は今週末あたりスタッドレスタイヤに交換すべきかもしれません。一方、南の海では台風が二つ出来た。2010年まで続いた地球温暖化の名残だ。
南の海の海水温は昨年~今年がピークを迎える。冷たい北からの寒気と地球温暖化の名残が日本上空あたりで激突している、というのが昨年あたりからの状況。あと2年くらい激しい気象状況は頻繁に出現すると思う。大雨など自然災害に御注意を。それより怖いの、関東大地震と富士山(箱根も含む)の噴火です。過去の流れを見ると、間違いなく数年以内だ。
<おすすめ記事>