スカイアクティブDのEGR系がススまみれになる件

マツダのスカイアクティブDのエンジン内部にススが溜まるという話はずいぶん前から聞いている。しかしこの一週間、大騒ぎになりつつあるようだ。発端は下にリンクしたミナト自動車さんのブログ。スカイアクティブDのエンジンクリーニングをしたレポートが写真と紹介されてます。確かにこの激しいススを見た時のインパクトたるや大きい。大丈夫なのか、と思う。

ミナト自動車さんのブログ

ちなみにEGRとはエンジンの排気ガスをそのままもう1度エンジン内部に戻すバイパスで、確かに吸気側なのだけれど、スス混じりの排気ガスが通過します。ミナト自動車さんの追記ブログにも書いてある通り、スカイアクティブDに限らずEGRをしているクリーンディーゼルエンジンの多くに共通すること。問題はこいつをどう考えたらいいか、ということだろう。

酷くススが溜まるとエンジン不調の原因になり、ディーラーで交換やメインテナンスの対象となる。ただ不調にこそならなくても、空気の流量は確実に少なくなるだろうから、ある程度のパワーダウンがあるとことだろう。気になるようならミナト自動車さんに持ち込み、ホジホジしてもらえばいい。そして本当の意味でエンジントラブル続出になればメーカーの責任だ。

問題は若干のパワーダウンだけの状況をどうするか、だ。乗り方でススを減らせるのか(EGR系が高温になればエンジン内部にススを送り込める?)、それとも有効な添加剤など存在するか、はたまたEGR系のどこかにノズルでも追加し、たまに洗浄剤を送り込んでやったらいいのか等々。週明けにでもディーゼルエンジンを得意とするマツダに問い合わせてみたいと思う。

 

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