ディーゼルのスス対策についての第1報

クリーンディーゼルエンジンのEGR~吸気バルブにススが溜まる件、日本で一番販売台数多いマツダの広報に聞いてみました。するとすぐ開発チームに連絡を取って頂き(レスポンス素晴らしいです)、まず概要の返事を貰った。結論から書くと「近距離/短時間の走行を繰り返すとススは溜まる傾向にあります」。以下、私の見解も交え第一報をお届けしたい。

そもそもディーゼルエンジンの持ち味は、負荷の高い領域で使う点にある。欧州のように平均速度高い道を長い距離走るように出来てます。高負荷で多走行しないとディーゼルがガソリンエンジンより高価な分のモトを取れないですから。このあたりは、やはりススが溜まりやすいと言われるガソリンの直噴エンジンにも共通すること。チョイ乗りなら安価なガソリンで十分。

そんなディーゼルでチョイ乗りばかりすると、湿度の高いススがEGRや吸気系に溜まっていく。そういった使い方を続けていくとススは成長するものの、付着物で吸気系が細くなっていくと流速高くなるため、完全に詰まること無く剥がれ落ちる(シリンダーに吸い込まれDPFで処理される)。極端な使い方をしない限りパワーダウンする傾向ながら何とかなるそうな。

こうならないような乗り方はあるのか? ディーゼルとして普通の使い方をすればOKである。30分以上エンジン掛け燃焼温度を上げていくとススは乾く。その状態でアクセル開け高回転まで回すことにより、流速で剥がれ落ちシリンダーに吸い込まれる。制限速度までで良いから、元気良い加速をすればいいんじゃなかろうか。楽しめばいいってことです。

もちろんマツダに限ったことじゃない。クリーンディーゼル全てに共通することだと理解すべきだ。といったことを考えると、直噴ガソリンエンジンも同じ傾向にある。ポート噴射ならハイオクの清浄剤やガソリン添加剤で吸気系のスラッジを落とせるが、直噴だといかんともしがたい。といった意味からすれば、トヨタのポート&直噴の両方使いはメリットありますね。

この件、さらに取材継続しているので、続報入り次第紹介したい。いずれにしろクリーンディーゼルに乗っている人は、週末くらい少し長めに走り、アクセル踏んで楽しんで頂きたいと思う。


コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ