レヴォーグの1,6リッター

レヴォーグの1,6リッターと2リッターは基本的に全く同じエンジンなのだけれど(厳密に言えばCVTが少し違う)、価格差が50万円もある。どちらかが儲からなくて、どちらかは儲かるんだと思う。おそらく同じエンジンを使う日本車としちゃ最も大きい価格差があると考えます。

しかし! こいつに驚いてちゃアカン。もっとスゴイのがあるのだった。船外機である。例えばスズキ。100馬力の船外機は2リッター4気筒エンジンを使い130万円。140馬力仕様と言えば、まったく同じ4気筒エンジンなのに160万円なのだった。制御コンピューターの違いだけなのに。

かと思えば175馬力は2,8リッター4気筒で187万円。そして200馬力になると3,6リッターV6という凝ったエンジンながら13万円高の200万円ときた。方や同じエンジンで30万円差。そして4気筒と6気筒の差があるのに13万円であります。つまり価格なんか適当なのである。

もっと言えば、BMW320iと328iのエンジンは、これまた同じ2リッター4気筒ターボ。何と120万円違う価格を付けたりして。これ、どう考えたらいいのだろう? 結論から書くと「高い方を買うときは価格のことなど忘れ、安いのを買うならトクしたと思う」こと。冷静になって考えちゃダメ。

レヴォーグ買うなら1,6リッターがおすすめだ。もちろん2リッター300馬力のパワーも魅力的ながら、1,6リッターで十分走ってくれる。日本の道路事情なら、むしろパワフルな部類に入る。1000km走って実感しました。燃費だって10%くらい良く、何よりレギュラー仕様だし。

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