司法の敗北
高知県で発生したバスの側面に白バイが衝突した事故、誰でも内容を聞くと「止まっていたバスは無罪だろう!」だと思う。
片岡運転手が悪いと言っているのは、目撃した白バイ警官(しかもすれ違っただけで事故は目撃していない)のみ。それを裁判所ときたら100%疑わず、禁固刑とした。バスは止まっていた、という多数の目撃者全てを「バスが動いていることすら判断できない愚か者」扱いにしたワケ。
10月24日のTV朝日の朝の番組で収監されるまでを取り上げていたが(素晴らしい報道の姿勢だと思う)、見ていて「こんなこと許されていいのか?」と強く強
く憤りを感じる。だって明らかに無実の人を牢屋にブチこむのだから。悲しいかな私は無力だけれど、国民の代表である国会議員の皆さんなぜ動いてくれないのか?
やっていることは戦前の『特高警察』と同じ。もちろん冤罪はこの一件だけじゃない。少
なくとも交通事故関係についちゃ数多くの「絶対おかしい!」がある。現実の世界に水戸黄門や東山の金さんは居ない。因縁を付けられないよう、願うばかりです。ちなみに今回の件、警察もタチ悪いけれど、本当の悪者は裁判所だ。警察の間違いを防止するために司法がある。裁判官のレベル、もはや地に墜ちた。
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本来、社会正義の先鋒たるべき検察官や裁判官にしてこのていたらく。
当時の法務大臣は政治家として国民主権を代弁する立場であるから、大臣特権をもってこの件に口出しして欲しかった。
職務怠慢の高裁、最高裁判事らを面と向かって、批判できるのは法務大臣ぐらいだからね・・・法曹資格者をビビらせる、そんな死神なら、国民は大いに歓迎です。