F650GD
ハードケースの巻
久々にバイクを買った目的は、何と言ってもツーリングである。早ければ秋に高速道路の2人乗りが解禁になりそうだし。だからこそどんなコンディションでもガシガシ走れるF650GDを選んだのだ。しかし! いざ2人乗りでツーリングしようとすると、荷物を積む場所がありません。申し訳程度のキャリアこそ付いているものの、とてもじゃないけれど数日のツーリングに渡る2人分の荷物など積めそうにない。いろいろ考えた結果、最近流行のハードケースを装着することにした次第。ムカシはこんな便利なもの、あんまり無かったなぁ。
最初はリアだけに装着しようと考えた。メーカーを探すとイタリアのGIVI(ジビ)や、ドイツのクラウザー、BMWの純正などいくつか選べる感じ。家の近所にある『モトコ』(おじさんならモトコのカウルと言や誰でも知ってると思う)で実物を見ると、GIVIがカッコ良い。フルフェイスヘルメット2つ入る『E460』を考え、とりあえずモトコに『モノキータイプ』と言うワンタッチでハードケースの脱着が可能なF650GD用キャリアをオーダー。2日くらいで商品は到着。早速買って帰り装着作業す。
するとどうよ! 輸入元が作ったらしき取り付け説明書はコピーを30回繰り返したような鮮明度(とういか不鮮明度)で、どこにどのボルトを止めるのかサッパリ解らん。2時間くらい頑張ったけれど、ギブアップ。モトコに持っていき、取り付けてもらうことにした。30分ほどで終了。工賃1500円なり。それにしても意表を付く取り回しであった。バイクのメインテナンスが出来る人でも、おそらくあの説明書じゃF650GDに取り付けるの、無理だと思う(取り付けが簡単な国産バイクなどなら簡単かもしれない)。ちなみにキャリアは1万5000円。
すぐハードケースを買おうと思ったが、ヨメさんの目もあるので(何たって欲しがってるバッグと同じ3万8千円もする)、ツーリング決まるまで自粛。しかし! たまたま立ち寄ったリサイクルショップに、新品の『E360』が2個あるじゃないの! しかも普通に買えば5万8千円なのに3万円だって。E460一個分より安い。しかもE360って、E460より一回り小さいだけだし、本来サイド用のケース。ロングツーリングするならテールと両サイドに計3つ装着出来てしまう。迷わず購入す!
こうなるとサイドケース用のキャリアも欲しくなってしまいます。そこでモトコに電話し、取り寄せてもらう。1万9800円なり。これまた自分で装着しようとしたが、さらに難解。相変わらず説明書も不親切なのだ。再びモトコ頼み。ところがサイドケース用のキャリア装着、モトコでも難航。何と3時間掛かってしまった。最後は業界の有名人であるオヤジさんまで出てきたほど。でも工賃1500円。もはやモトコの意地か? 老舗の意地を引き出すGIVI、あなどれず! さすがイタリア製だけあります。もしモトコまで行ける場所に住んでいるなら、取り付けまでやってもらうことをすすめておく。
こんな流れでE360をリアに装着し多少満足したのだけれど、今度はどうしても3個装着したくなってきてしまった。E360を左右に付けてみると、なかなかカッコいい。困った性格であります。モハヤコレマデと、E460を買おうとしたら、読者の方に本国から通信販売で買えるという情報を頂く。『ユーロネットダイレクト』というショップで、早速オーダーしてみたら、日本語で大丈夫だし安価。通常便で頼んでみたら(早く着く便だと割高)、7日間で到着しました。
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