中国それは強引だろう!
中国が怪しい動きを見せている。家電製品などを対象とし、コンピューターの中に入っているソースコードを開示しろと言い始めたのだ。大義名分は「コンピューターウィルスの有無をチェックするため」ということになっているが、大いに怪しい。というか「中身を全て見せろ」と言ってるのと同じ。もはやドラえもんのジャイアンと同レベルであります。
狙いの一つはクルマ、それもハイブリッド車だとウワサされている。確かにハイブリッド車ってノウハウの積み重ねのようなもの。ソースコードの開示を求められたら、全く同じ制御が可能になってしまう。ただ複雑な構造持つ機械の場合、ソフトが解ったからと言って同じモノにはならぬ。工作精度によっても変わってくるし。そのあたりの理解度もジャイアンのレベルか?
とはいえ問題が無いワケじゃない。解析されれば、どんなことをやっているのか解ってしまう。全く同じ製品は作れなくても、どういう対策を行ったらいいか予測可能。さすがに我が国の「敏腕の反対」揃いの役人達も問題の深刻さを理解しているらしく、今のところ断固拒否の構え。ただ中国の交渉術は日本よりはるかに巧い。押し切られないことを強く強く願う。負けたら本物の能無しです。
追加 TOPを読んで「すでに中国は撤回したでしょ」とか「クルマの話などは出ていない」というメールを複数頂きましたが、だからこそ上記の「交渉術は……」に繋がるワケです。行間をもう少し読んで頂きたく。素直過ぎる人が増えたな、と思う昨今です。
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