大手メディアの自動車報道(10月23日)
大手メディアから電話掛かってきて「リコールの件で取材したいのですが」。ということで説明を始めたのだけれど、クルマのことが全く解っていない。シマイにゃ「変速機ってなんでしょう?」。海外の部品メーカーは改良の反応が遅いと言えば「何で海外のメーカーは遅いのでしょう?」
最初は「自転車で言えばペダルがエンジンでチェーンやギアが変速機」とか「労働規約があったり、休みを厳格に取ったり」などと説明していたけれど、基本的な知識足りない。ほぼ1時間くらい掛かったものの、30分後にまた同じような質問。前の担当者はクルマに詳しかったのに。
私のWebを毎日読んでいる後奇特な方は、相当の知識を持っていることだろう。そういった人からすると、大手メディアの自動車関連のニュースはみんな「背景」まで推察&理解出来るかと。メディアの人間はもっと勉強すべきだし、管理してる人はシロウトに担当させじゃアカンと思う。
変速機も知らないシロウトがリコールの報道を行い、終了した5秒後にゃすっかりどうでも良いことになっているのに対し、自動車メーカーは進退問題まで発展している。開発担当者など胃に穴が空くほどのプレッシャーを感じているハズだ。今回の件、責任は担当者にゃ無い。急がせた人です。
中国が実用電動飛行機の量産を開始するという。2人を乗せ150km/hで40分飛べるし(航続距離は80kmくらいか?)、公表されていない離発着距離は100m程度だという。壊れる部品も少ない簡易な構造のため、いろんな使い道がありそう。なんたって飛行機のメンテの大半はエンジン関係です。
伊豆七島間の移動なら十分だし、天気の良い日なら交通の便の悪い場所への医師の回診などにも使える。コクピットをF1のようにカーボンで作り、エアバッグも付けておけば万一の事故でも高い生存率を確保出来るだろう。本来なら日本がこういった機体を提案すべきだと考えます。
22時過ぎに家を出て台場のスタジオへ。25時からWRCスペインのSS1のライブであります。バルセロナのド真ん中で行われたスーパーSSは、なかなか変化に富んだコース。土曜日の深夜0時と日曜日の11時から再放送なのでぜひ。月曜日の20時から最終SSのライブです。ケンブロックの走りは?
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