日産リーフ試乗
日産リーフに試乗した。といっても走りは普通の電気自動車である。満充電時のプリウスをEVモードにして走った時と同じだ。日産に限らず電気自動車の開発者はプリウスに乗る機会が無いのだろう。どこの人も「静かでしょ。凄いでしょ。電車みたいでしょ」と言うけれど、プリウス乗りからすれば「ナニヲイマサラ」。
今回は限りなく市販車に近い仕上がりと言うことで、走行に当たって何の制限も加えられなかった。そういった意味からすれば市販車と同じ完成度を持っているという自信の表れなんだろう。コーナリングも試して欲しい、とまで言われたほど。最近エコカーはゆっくり走るようにしてきたけど、攻めてみた次第。
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動画はこちらからどうぞ。
考えてみればエコカーのトラブル、限界時で発生してます。やはり味見する必要があるかもしれない、と感じている。結論から書くと「タイしたモンです」。グリップの低い低転がりタイヤながら、ずるずる滑るながらもコントロール出来てしまう。姿勢制御装置VDCの稼働状況も好ましい。クルマとしてのバランスが良い。
何とヘッドライトです! スンゴイ形状!
車両で驚いたの、ヘッドライト形状。風きり音を防ぐためこうなったのだという。また、試乗車は左ハンドルだったが、日本仕様も展示されていた。クルコン付きだったけれど、スタンダード仕様だと付かないのだという。国内販売担当者はクルコン=高級品という古くさい考え方から抜け出せないのだろう。
日本仕様のインテリア。クルコンのスイッチはハンドルに付く
たくさん感
じたことがあるけれど、続きは雑誌やWebで少しづつ紹介していきたい。なんたって発表は12月。急いで知る必要も無かろう。そうそう。気になる車重だが、未だに軽くなっていて決定できないそうな。どうやら1500kgを超えるか切るかというあたりになりそう。予想していたより軽いです。
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リーフはまだですが、昨日Mini-Eに試乗する機会を得ました。
これ、素直に楽しかったです。回生ブレーキをかなり効かしてるので、従来のクルマとはかなり運転の仕方を変えてやらないといけないですし、慣れも必要だと思いますが。
年明けに実証試験で少数の対象者を募集するようで、なんとかしてその一台をゲットしたいなどと不埒なことまで考えてしまいました。
ちなみにこのMini-E、35kWhの電池パックを積んでて重量が1450kg位。リーフがもう少し軽くできれば、航続距離はほぼ同じでも4人乗れる分、Mini-Eよりも汎用性が高く販売数量も増えそうですね。(Mini-EはほとんどコンバージョンEVみたいなものなので、そのままEV専用車のリーフと比較するのはフェアじゃないですが・・・)
アクティブビークルという雑誌で開発の人が
電池の容量が5年で80%になり、車には使えないと
言ってたのですが、そうなのでしょうか?
最近の電池は充放電サイクル寿命が終わった辺りの容量は80%前後だと思うのですがどうでしょう?
それとも5年以内なら何千回も充電できて何十万kmも走れるという事なのでしょうか?