急速充電待ち
日産リーフの試乗会が始まったり、納車も急増してきたこともあり、自動車ギョウカイはリーフの話で持ちきりになると思う。
試乗レポートいついちゃ何回も書いたので、おそらくあまり話題にならない急速充電器の情報など。と言ってもECOカーアジアや、すでにリーフを納車されたユーザーの間じゃ試乗レポートより急速充電器が盛り上がってます。
読むと自動車ジャーナリストや一般メディアは、いろんな意味で完全に遅い。未だ「走りがどうの」とか「走行距離はああの」だもの。もっと言えば未だに電気自動車の普及を信じていない人がレポート書いたって後ろ向きの内容にしかならない。つまり電気自動車を否定したい人からすれば楽しいレポートになるも、そう
じゃない人からすればウザいだけ。
脱線した。急速充電器でした。あまり知られていないけれど、現在2タイプの急速充電器が設置されている。簡単に言えば、これまで知られてきた「30分型」と、最近急増している「60分型」。前者は6600V電源から引っ張ってこなければならないため、設置に強烈なコストが掛かってしまう。後者であれば普通の電線から引っ張ってこられるから簡単。
反面、これまで説明されてきたような「30
分で充電完了」は無理になる。リーフのバッテリー残量にして3分の1くらいの時点から急速充電すると、1時間近く掛かってしまう。これだけ時間掛かると、いろんな意味で「覚悟」が必要。他の人に急速充電器を使われている状況だと、待ち時間も含めなければダメ。電気自動車の増加すると大きな問題になりそう。
充電器が空いているかどうかの情報をナビ画面に表示する、ということをやっても、同じ情報を得て3分前に到着した人が充電を開始していれば、1時間待って充電を始め、さらに自分の充電に1時間掛かるワケ。前の人が急いでおり、30分で充電を切り上げてくれれば待ち時間は短くなりますけど‥‥。譲り合いのマナーも必要になってくると考える。
ということで予想など。現在無料だったり、有料の急速充電器であっても1回あたりの充電料金というシステムを、ガソリンと同じく電気を入れた量によって課金しなければ解決できなくなると思う。逆に「無料急速充電器を設置したら、その横に課金式の急速充電器
を設置してよろしい」みたいな法規を作らないとアカンです。ここで儲ければよろしい!
こういった施策、思考停止状態の民主党にゃ全く期待できないので、取り急ぎ官僚に動いて欲しい。財務省の「将来的に電気自動車への課税を考えなければならないのでテストケースとしたい」でもいいし、経産省の「電気事業の将来を検討する」でもいいかと。
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今回、同じプリウスの乗り換え時に、
来年待てばプラグインプリウスでるよなぁ〜って思いましたが、
マンション住まいでマンションの駐車場の私には、充電のハードルが高すぎます。
一軒家の駐車場の場合は、追加工事で自宅が充電箇所になりますが、月極駐車場やマンションの駐車場の場合は駐車場オーナーやマンションの管理組合が設置してくれなければほとんど無理です。
(ToT)
かといって、ガソリンスタンドのように充電スタンドがほとんど無い状況は、民間レベルでは普及に時間がかかります。
そこで出番のはずの政治家様とお役所様なんですが、今回利権争いの前に身内の争いでそれどころではない上、予算も…。
高速無料化より、こうした次世代投資に予算を振ってくれたら、フレキシブルに変更出来るような政治をするのであるなら、私は公約違反なんてせこい事申しません。
ゼネコンも動けるだろうし、その他関連産業も恩恵を受けるだろし、何より雇用も多少は提供出来るのではないでしょうか。
これからの時代は、環境性能を備えたEVやハイブリッド、低燃費エンジン車などが普通に乗れる状況が出来なければ意味がないと思います。
もちろん車社会だけでなく、外交や経済あらゆる政治について、政治家や官僚はここで本気で考えて頂きたいと、思います。
私達も努力しますから…
(ρ_;)
これって、スポーツカーや超高級車など残せる理由にもなりませんかね〜。
少量なら売ってもいいよ…みたいな話ですが。
去年の5月10日〜6月15日まで屋久島でEV促進の為に補助金募集(50台程)してました。期間は短かったのですが、予約可能な車種にリーフ入ってたと思います。今どうなってるとかインフラ整備の状況は不明ですが、地方紙で報道されてたの思い出して検索してみたら、やっぱりやってました。
ついでに原発のある隣の川内市を調べてみましたが、急速充電施設は三ヵ所しかありませんでした。原発はクリーンだとか、3号炉建設とか言ってる割にはたいしたことないと感じました。ただ川内原発の温排水は凄いです。海岸全体温かくて、亜熱帯の魚が釣れます。
ECOカーアジア(リーフユーザーのブログが秀逸)のホームページに『ネギぼうず』と呼ばれる簡易充電スタンドのことが記述されてますね。機械の価格は30万円くらいだということですから、急速充電器の数十分の1のコストで設置できます。
リーフのwebカタログを見ると200V/15Aの家庭用電源の場合、8時間で充電できるとなっています。単純計算すると1時間の充電で25km走行できるようになります。
では、簡易充電スタンドどこに設置すればよいか考えて見た時に思いつくのが映画館、パークアンドライドの駅、ファミレス、パチンコ、公営ギャンブルの駐車場、・・等、お客さんが長くいることで売り上げを伸ばすことができるところです。
急速充電も増やさないといけませんが、最初は充電器の数を増やすということで簡易型を上述のような場所に売り込んではどうかなと思います。
電気自動車はやっぱり基本は自宅で充電なんじゃないでしょうか。インフラが整備されるまで最終的には所有する人のモラルでしょう。そこからいろんなケースや不具合などの経験から料金や課税システムなどできていくんだろうと思います。それまでは役人政治には期待はできません絶対。 今から普及に異論はありませんけど、個人的にはまだまだ高いし、自分の車の使い方だと電気自動車買おうとはなりません残念ながら。最高速やや加速をもっと遅くても後続距離が伸びて、今のマンションから出て充電施設のある住まいになれば買うと思います。
急速充電器って本体に補助金はあっても電気代は全て設置者が払うのでしょうか・・?
60分タイプでも入力電力は22kWなので、
基本料金だけで1台につき毎月22000円近く電力会社に払わないとならない計算になると思うのですが・・。
しかも同じ場所に設置できるのは2台まで。(それ以上は変電所が必要)
EVが普及したとしてもかなりの稼働率でないと利益でません。
急速充電器を普及させるのならば既に変電所が設置してある大型店舗や工場。
若しくは三相200Vの契約をしている町工場に設置するしかないかと。
既に契約してる工場なら、例えば機械が作動してない時間帯
(休日や平日の夜等)
に限り使用可能にすれば実質基本料金0円です。
しかしなるほど深夜電力適用不可にするわけですね・・。
急速充電器が普及したら電力会社大儲け。
といってもこれでは普及しないわけで、
携帯電話のプランのように
「基本料金は安いけど1kWhあたりの料金が高い」的なプランも作って欲しいです。
それがあればうちの工場の電気代も下がるんですけど。
いっそのこと灯油発電機を積んだ長距離走行用リーフを売ればいいんじゃないんでしょうかね。
電気が非課税なら、車内で発電する燃料も非課税燃料でいいはずです。
それくらいふざけたことやらないと国は動かないでしょうし・・。
EV(i-MiEV)に15,000Km以上乗っています。
10ヶ月で30回以上急速充電をしていますが、充電待ちになったのは2回だけです。リーフは確かに60分で90%ほど充電してしまいますが、普通は30分でほぼ80%まで充電できますし、i-MiEVは80%25分ほどで終了します。
しかも50KWの急速充電器は全国で500箇所以上整備されてきて、ほとんどの場所で30以内で十分機能しています。
東名高速のSAでは、30分以内で使用制限もあり、それで十分80%まで充電可能です。
何が言いたいかというと、確かに法改正や規制緩和は必要ですが、以前に比べ格段に増えてきている現在の充電設備でも十分実用になっていますし、これからこのペースで増えれば全国どこへでも行くことができます。
今一番の要望は、NEXCO全社が一丸となって全SAやPAさらには全国の道の駅などに24H稼動のポイントを整備してほしいということです。
もちろんEVが急増すれば充電待ちは当然増えるでしょうが、
各地にできればそれほど問題にはならないと思います。
EVを所有するには、スローライフ的な考えも必要です。
充電スタンドさえあれば、航続距離などあまり関係ありません。安心して走れればいいわけですから。充電時間も20分程度で済みます。一番問題なのは、充電料金の問題です。電気代が安いというので、バカ高い値段の電気自動車を購入したのに、1回当たりの充電料金が525円では、高過ぎます。300円以下が適当だと思います。充電料金はどこの機関が決めるのでしょうか。ディーラーが勝手に決めていいものなのでしょうかね。