さらなるキビシイ厄災が(12日)

昨年他界された川上完さんの奥様から連絡あって越後湯沢へ。話を聞くとウナるばかり。例えば某自動車博物館。完さんのミニカーコレクション、いわゆる「価値を追求したもの」ではない。失礼な表現方法ながら、原点は純粋なクルマ好き視点であり、もちろん希少なミニカーも混ざっているのだけれど、それすら自動車博物館に飾るような内容じゃありません。

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越後湯沢も今年は雪が早い?

極端なことを言えば大半は今でもミニカー屋さんで売っているような3000~5000円の大量生産品です。博物館のスタッフが見に来ても「大半は価値無し」という顔をするという。まぁそうでしょう。一方で「遊びに来て頂いた方が欲しいと言ったようなミニカー(クルマに限らない)どうぞと持って行ってもらってます」。という状況で珍しいミニカーはいくつか無くなっている。

以前も書いた通り、私は完さんと生前「オレが死んだらミニカーを少しずつ売ってカミさんの小遣いにすればいい」。「だったら写真撮って資料も残しておいてくださいね。そしたらお手伝いしますから」とヨタ話をしていた。実際、亡くなる前に撮影&資料作りの作業を始めようとしてたという。それが完さんの遺志だと考えています。私の唯一の長所は「長く付き合う」です。

さて。天中殺状態のためか、さらなる厄災が。数日前に発生したメカニカルトラブルの修理費用、どんなに安く見積もっても80万円程度かかるそうな。内容聞いたらなるほどと納得。安くなるようなシロモノじゃないワな。かといって修理しないワケにもいかず。今年はミライのドイツ遠征でお金を使いすぎており、もはや絶対絶命。逆さに振るったって鼻血も出ねっす。

ホンダF1やトヨタWECについてシのゴの言ってるより自分に降りかかる火の粉を考えるべきかもしれませんね。こんな時、徳大寺師匠ならどうするだろう? 嘆いても笑っても、今の状況は変わらない。だったら笑ってた方がいい。というか私が出来ることは毎日感じたことを書くだけ。それで上手く回らなければ自分のせいです。とりあえずお祓いに行ってきます。

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